犬害改悪の流れ〜鬼武さんは何をやっているのか?

ナビスコカップU-23大会化への流れ、そして天皇杯へのベストメンバー規定の流れ。
チーム事情や、監督の考えるベストメンバーとは全く乖離したこれらの流れは、選手を使い減りしない奴隷として扱っているとしか思えない側面がある上、若手の育成を逆に著しく阻む結果になる大改悪への流れだと言わざるを得ません。
鬼武チェアマンは何をやっているのでしょうか?JFA会長のいいなりではJリーグがだめになります。現代サッカーの流れは、あなた方がサッカー選手だった頃からは大きく変わってしまっているんです。


仮定の話ではありますが、J2に在籍する今年の横浜がもしナビスコに出ることが出来たとしたら、U-23の選手は、GK大久保(R)、DFコースケ、吉田(R)、健太郎(R)、八角(R)、須藤、ヨンチョル、イケ、中野(R)の9名のみ。試合が出来ません。オーバーエイジを3名含めたとしても12名なのでサブメンバーが足りません。
選手数が来て満たないので、ナビスコカップに横浜は出場できないことになります。


さらに、若手選手を23歳以下に限定してしまうのもどうでしょうか?なんちゃんは今年2年目の遅れてきたルーキーなので横浜2年目ですが、すでに25歳。さらにヤツ、ネジといったウチでは若手だと目される選手も出場資格がありません。


さらにさらに天皇杯では、今までであればカップ戦、天皇杯で出場機会を得ることが出来ていたかもしれない大久保、タロー、ハヤ、トモキチ、中田健、中野らはベストメンバー規定により、今年同様に出場機会は得られないままでしょう。
ハヤの移籍理由が出場機会が得られない、というところであったろうと推測される中、選手の流出は避けられないところです。


さらにさらにさらにそもそも須藤、イケといった他のチームからのレンタル選手が、ナビスコのために選手を確保しなければならない、という理由で横浜にやってくることが出来ず、当然その選手はナビスコのためにリーグ戦では飼い殺し状態となることも予想されるでしょう。
今年の池元が柏でゲームにも出れず不遇を託っている姿など、想像もしたくありません。

そして、逆に24歳以上でなかなか出場がかなわない選手については23歳以下の選手の確保のために積極的に解雇されることも予測されます。
横浜の場合は、30歳以上の選手がとても多いので、目も当てられないことになりそうです。

こうしたクラブの事情、クラブの育成方針をまるっきり無視した話の進め方は犬害の得意とするところではありますが、Jリーグがこれからも正常に発展していくためには、そういった意味のないベストメンバー規定や年齢別の大会形式なんてくだらないことはすぐに考え直して欲しいものです。

ベストメンバー規定や、若年層バックパス禁止の動きは海外でも物笑いの種になってるくらいなんですから…。