J2第24節 対コンサドーレ札幌@札幌ドーム

横浜FCはLEOC創業の地にして小野寺社長の故郷、という第二のホームであるw札幌で1-0で勝利、後半戦負けなしの3連勝です。

札幌 0(0-0)1 横浜FC

スタメンは前節と同じ。守護神南、右SBに絶好調な上に札幌でJデビューを飾っている地元出身の市村、CBは盤石のコンビネーションを見せるドウグラスと野上、左SBはなかじ、右サイドにワンちゃん、左に小池、マツとチン君のボランチにワントップにソンホ、下がり目のフリーマンに野崎。

前半はスコアレスでしたが、ボランチ上里の早め放り込みに左サイドの上原が素早く反応してシュートまで持ちこまれるシーンがありました。二度ともドウグラスがゴール際でクリアに逃れましたが、この2人と小野伸二が効いている印象でした。
横浜はソンホへの素早いボール集めはなかなか機能しませんでしたが、27分のワンちゃんのゴール左隅を狙ったピンポイントのFKは相手GKの神セーブがなければ、というスーパーキック。

そして後半16分、市村がペナルティエリア手前からグラウンダーで前線の野崎へ、野崎のシュートはDFが二度ディフレクトするも跳ね返りを市村が思い切り良く左足を振りぬいて先制ゴール!Jデビューしたチームを相手にしてもイチはノリノリですね。

25分野崎→ヨンハ。チンくんのポジションをトップ下へ。
32分チンくん→謙介。謙介がトップ下へ。久々に見たけどおちついてたなぁ。

ディフェンス面では前半からドウグラスはピンポイントで効いてるプレーをしていたし、後半はそれに加えてマツの気合が半端じゃないし、ゴールを決めたイチも気合が入ってる。センターの2人は盤石。
対する札幌は後半は小野伸二が緩急つけて良いコントロールをしていたけど、荒野、そして前半怖かった上原に代わった前田俊介の思い切りの悪いプレーでぶち壊しになってる印象。前俊の劣化はひどかった…。
でそのまま試合終了。

監督ヤマのインタビュー抄訳
「三連勝はあまり考えていない。ひと試合ひと試合の積み重ね。札幌の力もわかっていたので後半は前半よりもハードにプレーしろと伝えた。連戦への準備もできている。」
(Q.次勝てば4連勝ですよ)
「連勝は考えてないって言ってるでしょw。」

イチのインタビュー抄訳
「チームの勝利に貢献できて嬉しいです。地元でゴール決めて勝てたのが嬉しいです。前半戦は得点力不足だったので後半戦は得点、アシストにからめるように意識づけている。練習も試合もハードに一戦一戦頑張っていきます。」

天皇杯2回戦でカターレ富山に得点を奪うことに出来ずに敗れた三ツ沢での戦い以降、後半戦は、

  • 少ないチャンスを素早いリスタートと動揺を隠せない岐阜相手にサイドを破ってのゴールで相手のすきにつけ込んで逆転勝ちした岐阜戦
  • 飛車格落ちとはいえJ2では別格と思われた磐田相手にタイミング良く4点を重ねた快勝

そして今節、といろんなパターンの試合展開でも確実に自分たちのスタイルを貫き通して戦い抜いている横浜FC

転機はまさに天皇杯富山戦の後半45分間にあったのではないでしょうか。

45分間ホームゴール裏は「決めろゴールを横浜」を歌い続けました。

結果には結びつきませんでしたが、リーグ戦が再開してからはしっかりゴールを決めて、どんな形でも1勝1勝を積み重ねています。

次はその富山との試合。場所はまたしてもホーム三ツ沢。

time for vengnce.