J2第40節 対ファジアーノ岡山戦

横浜FC 0(0-1)2 岡山

横浜FCは、8000人以上を集めたホームニッパツ三ツ沢で圧倒的に攻めこむゲーム展開を生かせず、一瞬の隙とミスを衝かれて2失点、0-2で敗戦し、数字の上でもプレーオフ進出の可能性が消滅しました。

雨もやみ、ロングボールを武器に出来ない横浜には追い風となった天候。
主審が東城というのが気になりましたが、今日の東城は「流しすぎ」。ま、試合が切れないで良かったです。成長しましたね。

横浜のスタメンは
GKユウタ
DFニシ、野上、ドウグラス、永田
MFチンくん、マツ、うっちー、ワンちゃん
FWクロ、エーコ

サブ
GK高丘、DFイチ、なかじ、MF野崎、小野瀬、ソンス、FWカズ
シャドーにはうっちー、わんちゃん、エーコががんがんポジションチェンジする感じですね。これでかき回せば面白いと思いますが、CFの代えがカズだけです。パワープレーは不可能ですね。
相手のメンバーは上田康太以外よくわかりませんでしたが、上田を起点に先制点を奪われてしまいました。


横浜は序盤15分くらいまで攻撃の組み立てに苦労しました。
セカンドボールは拾えるけど、そこからの攻撃が組み立てられない状態。
シュートもなかったのですがうっちにーにかわってエーコが左から中に入って起点なると機能するようになり立て続けにシュート、ここから20分間横浜がほぼ一方的に攻める展開に。

ドウグラス、野上、ニシと立て続けに攻め上がりますが、この攻め上がりの裏が怖い感じでした。前線はうっちー、エーコが絞るときはシャドー、ワンちゃんが中に入るとトップ下と変幻自在。

しかし怖い感じを感じたとおり、38分に失点、左サイドで上田がうちのボールをカットした時、バイタルは超ルーズ。ここに入ってきた押谷にボールが渡り、ユータとの1対1を決められて先制されます。

前半はこの失点の修正に手間取り0-1で終了。
前半終盤は、息切れした感じでした。


後半も横浜ペース。攻めに転じるために13分うっちから→野崎。しかしこれは正直しっぱいだったかな、と。今日の野崎はあまり良くなかったですね。

さらに岡山は20分くらいから10人で守る状態に。
これを打破するには横浜はあくまでもつなぐしかないわけで、23分により前への推進力のあるイチをニシに代えて右サイドへ。
さらに31分永田から小野瀬にチェンジして一時は2バックに。

最終的にはマツを一列下げて3バックとしたわけですが、これが裏目に…。
野崎のキープからFKなみにフリーのワンちゃんからファーのチンくんへ。GK正面。惜しいシーンの後、34分、マツがボールコントロールミスから1点目を決めた押谷に奪われてまたもユータとのと1対1を制されて追加点。


4分間のアディショナルタイムでも得点はかなわず0-2で試合終了。
前半の攻勢を決められず、エアポケットのような空間でボールを持たれて失点。
後半も攻めこむも凡ミスで失点。
なんというか、シュートが打ちきれず、もたついている間にぽこぽこ決められるパターンばかりうだった横浜の敗戦パターンからすると、非常に横浜らしくない敗戦ですが、これで数字上もプレーオフの可能性が消滅しました。

来年、頑張りましょう。選手たちは残り2試合、松本、北Q相手に絶好の最終テスト。
特に北Qは因縁の相手ですからね。萌えましょうw
とにかく残念ですが、サッカーは続きます。

さてさてこれで昇格プレーオフ戦線は、
3 磐田 66
4 北九州 65
5 千葉 62
6 山形 61
7 大分 60
8 札幌 57
9 岡山 57
10 京都 56
と昇格プレーオフは京都までの10チームに絞られています。現実的に5、6位の2つの座席を5チームで争う形、北九州はJ1ライセンスを持っていないので、北九州を除く最上位チームはプレーオフ1回戦免除です。まあ、これは普通に磐田になりそうですが、なにせ昇格プレーオフ、下克上上等ですからw
楽しみだなぁ(他人事)。

そしてJ3降格が決定している富山、入れ替え戦は2試合残して勝ち点差5と、讃岐がヴェルディを上回る可能性は残されてます。
ほぼ優勝が決まっている金沢、そして入れ替え戦出場は長野パルセイロ町田ゼルビアが1点差の争いです。
こっちも楽しみ。