J2第1節 vsザスパクサツ群馬@敷島

群馬 0(0-1)1 横浜
チーム創設以来の1万人超えだったらしい正田醤油スタジアム群馬
横浜は昨シーズンのサッカーを継承しつつも、縦に速くという戦術がしっかりとフィットし、危なげなく草津をアウェイで1-0で下しました。
内容的には100点とはいえませんが、群馬、栃木、金沢との序盤3試合は3連勝することが一番大切で、その初戦を勝利で飾れたことは何よりでした。

さて相手は、98年途中までフリューゲルスに在籍し「アジアの虎」、「赤紙王」の名を恣(ほしいまま)にした服部浩紀が監督に就任。さらに昨シーズンまで2年間、自称・ハマのマスチェラーノとして横浜の中盤の底に君臨した松下裕樹がキャプテンマークを巻くチーム。更にサブには永井雄一郎もいます。

横浜スタメンはGK南、DFイチ、野上 、テホン、なかじ、中盤の底がザト、フリーマンにチンくん、右にワンちゃん、左に小野瀬、トップがジャンボとカズの横並ぶ。サブはGK渋谷、DF楠元、永田、MF謙介、エーコ、うっちー、FWクロ。

カズが60分限定として次の手をどう打つかがポイントと思ってました。


試合が始まると序盤群馬に押されますが、9分になかじのアーリークロスをジャンボがゴール真ん前で落ち着いて落として反転して決めて先制点


先制したことで横浜はぐっと落ち着いて試合を進めることができるようになり、中盤高い位置で群馬松下の楔をケアすれば心配ない展開に。
横浜は序盤から小野瀬の動き出しが悪く、思い切りも悪かったのが心配な点。
ここは交代するまで改善できなかったですね。エーコを最初からでもいいかもしれません。

カズはジャンボに合わせてこぼれを貰う姿勢や、ボールを貰ってサイドに展開させたりとアイディアを持ってプレーしていましたが、いかんせん小野瀬が動きが悪かったのが残念でしたね。
60分はしっかりと動けていました。

マツをケアすればあとはタンケへのロングボールなのですが、ここはしっかりとテホンがマークについて、かなりカリカリとさせることに成功、中盤では完全にセカンドボールを支配していました。


後半もザスパのエンジンは掛からないまま、交代で入った永井も見せ場なく、横浜がまずは開幕勝利です。

相手のセンターラインに仕事をさせなかったのに対して、うちはセンターラインが機能したのが収穫でしょう。

次節は左サイドをどうするかがポイントになってくると思います。

採点:
南6.0、イチ6.0、野上6.0 、テホン6.5、なかじ6.5、ザト6.0、チン6.5、ワン5.5、小野瀬5.0、ジャンボ6.5、カズ6.0、クロ6.0、謙介、エーコ時間短く採点不可能