J2第26節 対柏レイソル@柏の葉
横浜FCは勝てば首位で折り返しという一戦を首位柏レイソルとアウェイで戦い、序盤にセンセイして理想的な試合運びをしながら。後半李忠誠に2ゴールを奪われて逆転負けしました。
柏との差は広がりましたが、2位での折り返し。後半戦もこの位置をキープして行けばいいと思います。
横浜FC 1(1-0)2 柏
- 試合前の雑感
- 内弁慶なぼくはアウェイ5会場目(味スタ、等々力、大宮、平塚、柏の葉)。秋葉原からつくばエクスプレスで柏の葉キャンパスへ。運賃650円って…。で、駅から歩こうと思ったら、目の前にあやちゃんがいたので一緒にシャトルバスで柏の葉へ。
- アウェイメインスタンドのサポはシャトルバス降車場からぐるりと歩かされてチケットを取ってくれたKEEPERさんと合流。初めて見る柏の葉はメインの屋根の位置が高くて役に立つのか心配でしたが、今日は雨はなしでした。でもコールが響くのはすばらしい。で、そのコールですが、柏さんのはちょっと右翼の街宣ぽくて怖かったり、野球センス満載だったり。ロッテがサッカーっぽいといわれるのと好対照だなと思ったり。
- 場内、ビールは500mlor生orエビスで500円というすばらしい価格設定。終了後売り子kaoriちゃんに会ったので彼女ともサッカーの話よりもビールの値段で盛り上がってしまいました。
- 試合雑感
- この試合、早い時間に先制して逃げ切れればなぁと思っていましたが、先制は思い通り横浜。2分、城がミドルゾーンで引っ張られて得たFKをアウグストがファーへ。これを早川が合わせて早くもリードを奪います。
- その後も前半は横浜ペースで推移。相手のDF、GKがばたばたしているのを見て城の落としからアウグスト、城のループと積極的にシュートを狙います。
- 柏で印象に残ったのは岡山、こんなにうまい選手だったでしょうか?彼にはうっちー、吉野が手玉に取られていた印象です。川崎、福岡時代ともでかいだけの選手だったし、第1クールでも印象は薄かったのに…。
- 前半横浜のピンチは32分にクリアミスから李に持ち込まれそうになり、早川がクリアしたもの。思えばこれが後半への序章だったのか…。
- しかし横浜ペースは変わらず。34分には内田、カズ、城の連続シュート。43分うっちーのボール奪取から城が中へ展開するも右のカズがオフサイドポジションでボール出せずそのままシュート。さらにうっちーが右サイドでボール受け深いクロスをアウグストへ、飛び込むが枠を外す。右サイドカズのクロスははじかれるも中央城がシュート。とシュートを放ち続けますが、追加点は遠く後半へ。
- さて、お疲れ休み*1の間にかなりうまく修正してきた柏。アウグストには3人のマークがつき、持たせながら囲い込んで奪う。真ん中では岡山が吉野、山口を潰しボールが収まる城もしっかりケア。
- すると9分、横浜はアウグストが中に絞り、小林がカバーリングに行ってしまった右サイドを攻め込まれてクロス上げられ、うちのDFが対応しきれないところでファーで李が押し込んで同点に。
- しかしまだまだあせる必要はなく、イケイケになった柏の攻めはスゲを中心にしっかりと弾き返す横浜。
- 26分カズに代えてアレモン。吉野がかなり来ていたようなので、まずは内田を中に入れてタッキー投入かなと思ったんですが。
- と思ってたら、嫌な予感的中。28分アレモンが抜け出してシュートしますが、このカウンターから李が完璧に抜け出して一人旅。菅野もかわされて逆転ゴールを許します。
- 31分吉野に代えて滝澤投入。ヴェルディ戦よりもさらにコンディションが上がり、かなり左サイドで効いていました。右アウグスト左タッキーていうもいいような…。
- で80分過ぎから横浜はパワープレーに出て室井を投入したわけですが、これは完璧に失敗。シュートすら放てない。どうも今年の横浜はシステムチェンジしてのパワープレーに冴えがありません。10分あって1点のビハインド、であればシステムをいじってまで対応する必要はないのかな、北村をアウグストに代えて突破を図れないもんかなと結果論を。
- 結局最後は柏に守りきられて、横浜は注文相撲を演じる結果に。それにしても重ね重ね。岡山ってアンナにいい選手だったのか。ほめれば伸びる子だったんだ。
- ということで柏ファンの皆様にホームで最高のドラマを提供してしまいました。他会場では3位4位の仙台−神戸がスコアレスに終わったため、横浜は2位折り返しです。後半戦、崔も出てくるわけで、今の位置をキープしながら、まだまだステップアップしていきましょう。
- 試合後雑感
で、採点です。
- 菅野 6.0:2失点は仕方ない。それ以上に失点を防ぎ続けた。
- 小野 5.5:岡山に押さえられたうっちーをカバーして攻めでも貢献した。
- 早川 5.5:前半は李をよくカバーしたが、、先制点を決めただけに残念。
- 鄭 5.0:攻撃参加でも結果を出せず、いつものアグレッシブさも見られなかった。
- 小林 5.0:アウグストのカバーに上がった裏を狙われまくった。
- 内田 5.0:前半良かったが、後半岡山に封殺された。
- 山口 5.5:シンプルにボールを捌き攻撃参加も見せた。
- 吉野 5.0:後半ガクリと運動量が落ちるのは何とかならないか。
- アウグスト 5.5:リードしていると頼もしいが、リードされると持ちすぎが目に付く。
- 城 5.5:ボールキープは出色も今日はボールの出しどころに迷った。
- 三浦 5.0:遅い。
- アレモン 5.5:最初から見たい。
- 滝沢 5.5:効いていた。彼も最初から見たい。
- 室井 4.5:残念ながらパワープレーは効果なし。
*1:ハーフタイム。トイレの列で柏ファンのお父さんに女の子が言ってたた
ワールドカップ 3位決定戦
ドイツ 3-1 ポルトガル
ドイツはレーマンに代わり代表最後の花道かカーンがGKでキャプテン。さらにバラックが欠場、ポルトガルもフィーゴを控えにおいてシモンを先発させてきます。
前半はドイツペースながらポルトガルもチャンスを作ります。しかし14分のパウレタの抜け出しからのシュートに象徴されるように、これがワールドカップラストゲームになるであろうカーンがカーンらしいどっしりしたプレーでシュートをストップし続けます。動物的な勘に裏付けられたレーマンのプレーとは対照的でした。
しかし前半は無得点で終了。
後半ゲームが動き、まず後半11分。中からクローゼのボールを受け取ったシュヴァインシュタイガーが中へコースを探しながら切り込みミドル。このシュートはリカルド触れずドイツ先制。
さらにまたしてもこの男、後半14分シュヴァインシュタイガーのFK。枠に向かって飛ぶボールをクリアしようとしたペティーがコースをさらに変えてしまいオウンゴール。
2点を追うポルトガルはヌーノ・バレンテに代えてヌーノ・ゴメスを投入して2トップに。さらに32分パウレタに代えてついにフィーゴを投入。フィーゴがトップ下に入り勢いづくかと思われたポルトガル。しかし逆に33分、デコ、フィーゴを中心にした分厚い攻撃をカーンに防がれるとカウンターをくらい、ノイビルから右のシュバインシュタイガーへ。彼が持ったとたんにミドルシュートのにおいがぷんぷんしましたが、そのとおり、またもミドルを狙って中へしぼり予感どおり、右隅へリカルドが反応しても触れないミドルを突き刺して勝負あり。
43分には右サイドを駆け上がったフィーゴの低いクロスをファーであわせてヌーノ・ゴメスがダイビングヘッド。1点返すも反撃も此処まで。3位はドイツというまずまずのハッピーエンドとなりました。
さていよいよ明朝は3時キックオフで決勝、イタリアvsフランス。