ワールドカップ 3位決定戦

ドイツ 3-1 ポルトガル

ドイツはレーマンに代わり代表最後の花道かカーンがGKでキャプテン。さらにバラックが欠場、ポルトガルフィーゴを控えにおいてシモンを先発させてきます。

前半はドイツペースながらポルトガルもチャンスを作ります。しかし14分のパウレタの抜け出しからのシュートに象徴されるように、これがワールドカップラストゲームになるであろうカーンがカーンらしいどっしりしたプレーでシュートをストップし続けます。動物的な勘に裏付けられたレーマンのプレーとは対照的でした。
しかし前半は無得点で終了。

後半ゲームが動き、まず後半11分。中からクローゼのボールを受け取ったシュヴァインシュタイガーが中へコースを探しながら切り込みミドル。このシュートはリカルド触れずドイツ先制。

さらにまたしてもこの男、後半14分シュヴァインシュタイガーのFK。枠に向かって飛ぶボールをクリアしようとしたペティーがコースをさらに変えてしまいオウンゴール

2点を追うポルトガルはヌーノ・バレンテに代えてヌーノ・ゴメスを投入して2トップに。さらに32分パウレタに代えてついにフィーゴを投入。フィーゴがトップ下に入り勢いづくかと思われたポルトガル。しかし逆に33分、デコ、フィーゴを中心にした分厚い攻撃をカーンに防がれるとカウンターをくらい、ノイビルから右のシュバインシュタイガーへ。彼が持ったとたんにミドルシュートのにおいがぷんぷんしましたが、そのとおり、またもミドルを狙って中へしぼり予感どおり、右隅へリカルドが反応しても触れないミドルを突き刺して勝負あり。

43分には右サイドを駆け上がったフィーゴの低いクロスをファーであわせてヌーノ・ゴメスがダイビングヘッド。1点返すも反撃も此処まで。3位はドイツというまずまずのハッピーエンドとなりました。

さていよいよ明朝は3時キックオフで決勝、イタリアvsフランス。