アイス始めました〜三月珈琲工房〜
ぼくの行きつけの珈琲屋さん、「三月珈琲工房」の豆でアイスコーヒーを作ってみました。
三月珈琲の店内でも週末には200円で試飲も出来るようですよ。
使用する豆は深入りのものが香ばしさが出ていいでしょう。三月珈琲の豆で言えばやはりNO.2ブレンドがベストマッチです。
1リットルのデキャンタに対して珈琲豆は40g、ネルで淹れるので粗挽きに挽いていつものように微粉を取り除きます。
ネルで淹れると濃い目には入りますので、これもアイスコーヒーには良く合います。
よく、2倍のコーヒー豆の量で濃く作って氷を張ったグラスに注ぐとか、氷を張ったサーバーに落とすとか方法がありますが、三月珈琲の甲斐さんによれば、やはり普通に淹れて冷やすのが一番美味しいでしょう、とのこと。ついでに暖かい味も楽しめるわけですしね。
本日3杯目くらいなので、写真のは豆乳とハーフ&ハーフにしてみました。
おいしゅうございます。
さて、お店の基本情報を。
三鷹のまほろば珈琲店で珈琲の淹れ方からスタートして、焙煎までを修行した甲斐一江さんのお店。吉祥寺駅からは少し遠いものの居心地のいい住宅地の中。
3坪ほどの小さな店内にロースター、豆の棚、2席ほどでいっぱいになってしまうカウンターがしつらえられた素朴なお店で、店内にはボサノバが流れて、狭いながらも気持ちのいい空気が流れています。
鋳物製の窯を使ったロースターで焙煎するコーヒー豆の代表的ラインアップは、
試飲以外の珈琲はどの豆でも1杯200円で店内のカウンターで飲むことが出来ます。ただ、あくまでも珈琲の販売を行っているお店ですので、のんびりと長居をするのは難しいですね。
ぼくはNO.5ブレンドを基本にいろいろチョイスしています。1週間で200gくらいは消費します。最初はバランスの取れたNo.4ブレンドを買って飲んでみましたが、時間を置いても酸味の増さないバランスの取れた味と豊かな香りが素晴らしいです。
お気に入りのNO.5ブレンドは、コクが強く、甘みも立ったとても美味しいコーヒー。ビターなだけのコーヒーに飽き足らなくなった方にオススメです。
また、甲斐さんの師匠に当たるまほろば珈琲店の横井さんから教えていただきチャレンジしてみましたが、NO.5を1ヶ月熟成させてから飲むと、香りは飛んでしまいますが、コクがさらに出てまるで絹を飲んでいるかのような重厚な素晴らしい味を楽しめます。しっかりまじめにローストしてある豆ならではですね。
シングル好きならさわやかなコロンビアやエメラルド、そしてすっぱくないモカも是非飲んでみてほしいですね。
今までも何度かご紹介していますが、甲斐さんは2005年10月から2006年8月まで幻冬舎のwebマガジンに「おいしい珈琲をご一緒に」を連載され、昨年の12月にはその連載をまとめた同名のエッセイ「おいしい珈琲をご一緒に」も出版されています。
ぜひご一読ください。
最後にミニ情報を2つ
5月からは、三鷹のリトルスターレストランでも三月珈琲工房の豆を使い始めています。是非行ってみてください。
三月に飾っている絵の作者、嶋田陽子さんが2007年7月9日〜14日に四谷三丁目の「ゑいじう」にて個展「ヒミツのハナゾノ ミワクのケダモノ」を開催されます。
11:00〜19:00(最終日は17:00まで)だそうですので、よろしければ是非足を運んで見てください。