tatsumine2003-02-01

金曜の午後、会社で同僚のスキー旅行先を探していた妻から電話が入りました。
志賀高原プリンス南館1泊朝食、リフト1日券付きで、14500円てあるけど、行く?」

1も2もなく賛成です。
志賀高原は高三の時、卒業旅行で行って以来なので、15年振りになります。
当時は、スキーバスに乗って、修学旅行並みの宿で6人部屋に黙って7人泊まっていったんです。
その中でも、3月下旬のカリカリ、ベシャベシャ雪が続く中、焼額だけは雪もよく、レストランのカレーもおいしかった。

その前のスキーといえば、まさに志賀のスキー教室だったし、更にその前も同じ。
つまり志賀高原といえば、当時は関東圏内で行ったことのある唯一のスキー場でした。

そして志賀といえば、定説になっていたのが、与えられたハード(スキー場)の上にあぐらをかいたソフト(ホテル等)のひどさ。
近年はだいぶまともになったということで、久々に行ってみたかったのです。

さて、急な話ですが、スキーとなれば最優先。金曜の夜は早々と就寝し、翌朝は予定より1時間遅れながら、6時起きの7時発で志賀高原を目指しました。

大泉から関越に乗り、途中東松山辺りで渋滞に巻き込まれましたが、おおむね順調に藤岡から上信越道、更埴で長野道との分岐。3時間半後の10時30分には信州中野ICへ降り立ちました。
そこからは、中野志賀有料道路を経て30分ほど凍結した雪道(スリル満点)を行き、11時30分頃無事志賀高原プリンスホテルにチェックインしました。

部屋は本当に必要最小限。ベッドのほかはスーツケースを広げる場所もありません。
少し休んでから着替えを済ませ、板、ブーツをロッカーに納め、ホテル内にある第二ゴンドラ乗り場の下にあるパスタ屋、「ビアンカ」で昼食を取りました。

13時頃半日券を購入し、ゴンドラに乗り込んで一路頂上を目指しました。
出発前は余力があればドンドン焼額以外のスキー場にも行ってみる予定だったのですが、予想以上に広いスキー場でのんびり滑る分にはここだけで十分といった感じです。

15年ぶりのことで、山の全容など覚えているわけもなく、空も薄暗く曇って雪が降り続いています。
プリンス西館にシアトルコーヒーを飲ませるカフェがあるということで、そこへ行ってみようとなり、パノラナアウトコース、白樺コース、ブナコースを通って向かいましたが、カウンターは閉鎖され家族連れがカップラーメンをすすっています。
仕方がないので、2階の天井が高く気持ちのいいレストランで、生ビールをいただきました。
雪は柔らかいですが、荒れた雪面についていて若干滑りにくい印象です。

その後、第2高速リフトに乗りサウスナイターコースを滑って南館へ戻り、再び第2ゴンドラで頂上へ。
今度は、東へ東へと辿って大会時には貸し切りとなる中斜面、スーパーレオコースを通って非圧雪の第3ロマンスBコースへ。
非圧雪とはいえ人が滑って下は締まっているので、ノンストレスで楽しく降りてこれましたが、妻は苦労したようです。
第3ロマンスの下からは奥志賀への連絡コースがありましたが、今日は焼額のみとし第三ロマンスで、再びスーパーレオコースへ。
今度は、一路東館へ向かいました。
そして東館のメインダイニングでまたしても生ビール。
さて、ゆったりと滑ったこともあり、その後2〜3本滑ると、すでにリフト終了の時刻です。

18時30分からのナイターに行ってもいいかと、16時30分に上がりました。
フロントで確認すると、今日のナイターは東館側だけということで、明日もあるからとナイターはやめ、昼間と同じビアンカで、パスタを食べて、ビールとワインを飲んで、早めに就寝しました。