J2第13節 対大宮アルディージャ@大宮サッカー場

ということで、今日のJ2大宮戦、対大宮初勝利です!しかも城彰二、吉武の2得点。

前半はいつものとおり、様子見サッカー。うちは機を見て両サイドから突破を目指し、大宮はDFがボールを回しながらFWへボールを当てようとするが、#26山尾光則、#4眞中幹夫のセンターに加えて#15小野智吉も今日は安定感バツグンで、トップにボールを当てられない状態。
11分、智吉のロングスローが北村へ、3人DFが付いていた北村が2人付いていた城ではなく右サイドへはたくと、ボールはサイドでどフリーの#8吉武剛へ。城へのパスが合わず得点ならずも、いい感じ。
今日の#25城彰二は最近のトップ下としての動きだけでなく、GKやDFの動きを見て柔らかいタッチながらゴールをねらっている。そのせいかここ最近目立っていた#10佐藤正美に点を取らせようと言う動きが少ない。
30分、智吉のディフェンスで奪ったボールを北村が左サイド深くまで持ち込み、ここでペナルティを受ける。智吉のFKはニアに当ててファーの#18小野信義へ、信義が再び左に流れながらループを放つがクロスバーの上。
35分、信義のサイドチェンジから智吉が左からスーパークロス!しかしわずかに正美の頭に合わず。
39分、城PA内で北村とのボール交換でシュートを放つもGK正面。
40分、相手右サイドから中へ放り込まれPA前で完全に数的優位を作られるが、水原がファインセーブ。

前半は、お互い決定的な形をなかなか作れないまま終わる。
しかし内容的には、いい形を作れないまま、中盤省略でボール回しに終始した大宮に対して、サイドから何度も攻撃の形を作った横浜FC優位のイメージで後半へ。

後半序盤、前半とはうってかわって前がかりになる大宮。デフォルトのDFラインがセンターから5mくらいの所。
後半早々に北村がFKのじゃまをして不用意なイエロー。そのFKから相手#19伊藤がどフリーでシュートするも水原のプレッシャーで大外し。この後も4本ほど続けざまにシュートを放たれるが決定力のなさに救われる。
これをしのいだ55分、智吉のディフェンスから得たボールを#7高木成太を経由して左サイド吉武へ。吉武が真ん中の城にドンピシャのクロスを足下へ。しかし空振り!城はボトルを蹴り上げて悔しがる。大宮の前がかりの裏をついてゴール前へボールが行くようになってきた。

大宮は、うち以上の遅攻で戻りの遅いDFを助けてくれる。さらにこの後、前がかりを強調しようとした大宮の選手交代が完全に裏目に出る。トップ下の斉藤に代えてバレー、右サイドの安藤に代えて鈴木。本来なら怖いバレーだが、守備意識の高いうちのセンターを破れない。そして61分、カウンターからナリのロングフィードを受けた城がDF2人を交わして倒れざまに左足ですくい上げるようにシュート、決まったゴーーーール!!
城はなおも積極的にゴールをねらう。負けずに正美も城とのボール交換からシュートを放つが決まらず。
77分#17北村知隆に代えて#5早川知伸が右サイドへ。大宮もFW盛田を入れてパワープレーに出るが、代わった、盛田、バレーに全くボールが行かず、完全に裏目に出ている。

そして82分お疲れ城が#22内田智也と交代。早川がDFに入り、DF眞中、早川、山尾、5バック気味にサイドに智吉、臼井、ナリのボランチに、左吉武、右北村、トップ下信義、トップ正美と5-4-1になる。その直後ナリの長距離ドリブルから正美へドンピシャのパス出しも正美がオフサイド

84分相手FKのこぼれ球を正美がドリブルで上がり右サイドの内田へ。内田はPA内で倒されながらも笛を求めに行かずボールに食らいつきクロスを上げると、そこに吉武が!右足一閃シュート、ゴーーーーール!!
内田はレギュラー奪取へすばらしいアピールです。みんなにひとしきり祝福を受けた後、ベンチの神野とだきあうすがたが印象的でした。

86分に今日は余り結果は出せなかったけど、ポストなどで城と立場を入れ替わる形でがんばった正美に代えて#20大久保哲哉。その直後信義からのスルーパスに大久保がPA内で長身を伸ばすがゴール右へ。

このまま最後のコーナーキックをしのいでタイムアップ。

湘南戦以来の最後までうちのペースを守っての勝利。これで大宮には3年、10戦目にして初勝利(1勝3分6敗)です。この調子で前回も大宮戦後にいい形で守りきった新潟相手にがんばって勝ち点をもぎ取ってきて欲しいですね。


ドもらいすぎ。
水原1、重田2、眞中2、マシュー2、高木2、吉武1、横山4(サスペンド済)、小野智2、北村1、小野信6、ルディ3、ファンデルフェン2、城R1Y3、山尾R1Y3。
つまり城、山尾が2試合停止リーチ、ルディが1試合停止リーチ。