明け方まで降っていた冷たい雨も上がり、昼には蒸すような晴天となった水曜日。
会社を5時ダッシュして三ッ沢へ向かいました。
今日は折り返しまであと1試合となったJ2の21節、横浜FC×アビスパ福岡ナイトゲームです。
前節負傷交代した小野信義はどうやらたいしたことはなかったらしく、サスペンド1試合の山尾、マシューを欠いた以下のメンバーがスタートです。

GK菅野、DF臼井、ルディ、河野、小野智吉、MF横山、高木、眞中小野信義、増田、FW城

河野は先週レンタル移籍が発表されたばかりですが、この非常時にいきなりの抜擢。コンビネーションに一抹の不安を感じますが、その不安はいきなり的中。

試合開始から2分、まだ観客もゲームに入り込んでいない時間帯、なんでもなくDFがクリア出来るような放り込みをDFがペナルティエリア内でお見合いし、前回同様ベンチーニョに押し込まれます。実は、スコアボードで相手のスタートメンバーをチェックしててよく見てなかったんですが、そんな所だと思います。

で、先制された後の横浜FCはというと、大量失点したこの間の川崎戦に劣るとも優らない(つまりよりひどい)内容で、横山、信義、城が時折鋭い突破を見せる以外は、後ろでのパス回しに終始するうちにミスでボールを失うことの繰り返し。

特に眞中と、ナリはひどかったですね。前を向けずサイドチェンジ、バックパスになってしまうのですがサイドチェンジは無人タッチラインへ、バックパスはDFへマイナスの。

菅野の堅守がなかったら大量失点でした。福岡も調子がよくないようでしたが。

で、そんなこんなでつまらない前半が終了し、後半に入って4-5-1の信義トップ下、城1トップから、右に信義が入って、増田、城の2トップに。
これがムードを変え、後半5分サイドから城の頭へ、見事にゴールが決まり同点となります。
その5分ほど後、横山に代えて内田が入り右サイドへ。信義が左に入ると、内田の所で本当にボールがつながるようになります。切れ味鋭いドリブルに、むずかしめのボールへのくらいつき。まさにスーパーサブ

でもその内田に対するフォローが欲しいな、と思ったら後半25分、増田に代えて佐藤…。
でも今日はそんなに悪い動きではなかったです。

後半20分過ぎからは完全にうちのゲームで、何度も決定的なチャンスを作りましたが、いつものようにあと何センチかが勝利に届かない。
終了間際には怪我明けの信義に代え北村を投入(残念ながら全く効果なし、吉武をなぜ外してるんでしょう)。最後の数分最前線で体を張った城は足をつって戦力になりそうもないのに、クロスがあがると体がボールに反応していました。

結果そのままタイムアップ。
後半のようなゲームを90分続けられれば、勝つことの出来るポテンシャルがあると思うのですが、逆に後半しかできないところにうちの限界があるのでしょう。

次節、城とルディがサスペンド。マシューは戻ってきますが河野は山尾と組ませて続けて使ってみて欲しいですね。
城の代わりは現実的には佐藤でしょうが、状態次第で竹中も見てみたい。そしてなによりも流れを変える選手として内田、吉武を前半から起用して欲しい。