対モンテディオ山形@山形

本日は佐山一郎風に7:30ごとにゲームを切って12Rのボクシング風に。
山形のスタメンは、GK桜井、DF依田、古川、鷲田、内山、MF星、永井、ニヴァウド、高橋、FW大島、根本。サブにGK阿江、MF越智、小久保、川崎、FW中村
横浜が、GK菅野DF山尾、ルディ、河野、MF臼井、マシュー、高木、小野信義小野智吉、FWレーマン、城。
と横浜は札幌相手に引き分けた前節からサスペンド眞中の代わりにマシューをボランチにというまたしてもCB→DHのパターン。確かに夏場を考えると走れないルディをリベロに据えて少しでも若いマシューをボランチというのはありかも。

  • 第1ラウンド(試合開始〜7:30)[採点山形10:横浜9]
    • で、試合開始。前節若干危なっかしかったサイドのケアは今日は河野、山尾がしっかりとこなします。
    • 4分ルディが山形・永井の顔に蹴り入れてイエロー。
    • 5分にニヴァウドのFKが壁に跳ね返ったところを根本が振り向きざまにシュートするも菅野の正面。
  • 第2ラウンド(7:30〜15:00)[採点山形10:横浜10]
    • レーマンのポストから城が合せるというのが今日の横浜の形らしい。7分、11分とその形は決まっている。
    • 12分、山形・星の切り込みはルディがケアするもちょっと危ない時間帯が続く。
    • 14分菅野のGKから城がはたき臼井へ、臼井のアーリークロスレーマンが合せるがバーの上。
  • 第3ラウンド(15:00〜22:30)[採点山形8:横浜10]
    • 横浜の3-5-2はボランチより後ろに臼井、智吉が位置し、実質5-3-2に近い感じ。
    • 17分信義の右からのCKにニアでルディがヘッドで押し込み横浜が先制!
  • 第4ラウンド(22:30〜30:00)[採点山形10:横浜9]
    • 23分、山形・大島の突っ込みに河野が体を入れてクリア。横浜はこの時間カウンター以外に形が見えない。
    • 星の活躍もありこの時間帯は28分の智吉から城への足元のパス以外横浜は攻撃の形さえ作れない。
  • 第5ラウンド(30:00〜37:30)[採点山形10:横浜10]
    • 横浜はひたすらにレーマンにボールを集める。
  • 第6ラウンド(37:30〜45:00)[採点山形10:横浜9]
    • リティが珍しくホームユニを着ています。
    • 38分山形・星が勝負をかけるもルディがナイスタックル。
    • 39分山形・内山がロングレンジからシュート、危ない場面。
  • 第7ラウンド(45:00〜52:30)[採点山形10:横浜9]
    • 山形の「Get The Goal」コールはラフィン・ノーズの「Get The Glory」が元ネタ。元ファンとしては仙台のダンマクや「C'mon Everbody C'mon」コールと同じくくやしい。

相変わらず後半開始直後も山形ペースで49分の左サイドからファーの根本へのやばいクロスからシュートは菅野危うくファインセーブ。

  • 第8ラウンド(52:30〜60:00)[採点山形9:横浜10]
    • 54分、山形のキーパーが前線でうちの選手と絡んで戻れないのを見てループ気味のシュート、だが、枠まで届かず。山形は徐々に前線からプレスをきつくしてきました。
  • 第9ラウンド(60:00〜67:30)[山形10:横浜8]
    • 62分、山形・内山に左サイドを崩し放題崩されて大島へパス、シュートはポストへ。助かったシーン。
    • 65分、臼井から信義へGKの間へ通る絶妙のパスも信義とあわず。
    • 66分、山形がまず動いた。高橋→川崎、根本→中村。なかなか動きのよかった根本をまず変えたことに驚いていると、直後の66分、左の内山から右の星へ、星のクロスからのシュートは菅野がはじいたもののそのこぼれは変わった中村が決めて同点に追いつかれる。
  • 第10ラウンド(67:30〜75:00)[採点山形10:横浜8]
    • 74分、山形のカウンターに抗しきれずルディが足をかけてしまい2枚目のイエローで退場。横浜はこの試合も数的不利の状況に。
  • 第11ラウンド(75:00〜82:30)[採点山形10:横浜9]
    • 77分、完全に山形の時間帯も菅野が水際で止め続ける。
    • 78分、勝ちに行く必要はないと判断したか、城、レーマンをさげ1トップに大久保、右アタッカーに重田を入れ、4-4-1に。
    • 続いて80分、信義に代え横山投入。智吉を左、臼井を右のサイドバックに入れ横山のスピードにかける。
  • 第12ラウンド(82:30〜90:00)[採点山形7:横浜10]
    • 83分、相変わらず山形の時間帯、矢継ぎ早にシュートを放たれるが食い止める。
    • 88分、時間がないところで横山へのパスが左サイドゴールライン近くでつながる。そこから横山がプルバックし角度のないところからシュート、勝ち越し!
    • 90分、ロスタイムの山形の攻撃を粘り強く食い止め、4分のロスタイムの後、2-1で勝利。

ということで、採点は山形114:横浜111と山形ペースの試合でしたが、結局横浜最終ラインの粘り強さと、最後は横山の個人技に横浜は救われた感じですね。
同点に追いつかれるまでのレーマンのポストから城の2ndエフォートというのは前節から横浜の明確なスタイルとなっているわけですが、正直好ましいスタイルとは思いません。
その代償として4バックのときにあれだけ輝きを見せていた小野智吉のプレーが精彩を欠いているのも気になります。
臼井、小野智ともプレーが悪いわけではないのですから、次節はもう少し高い位置でのプレーを期待します。

また久々の吉武、内田のプレーも見てみたいですね。

でも形はどうあれ、勝ちはうれしいですね。