J2第41節 対モンテディオ山形@三ツ沢

前半開始から今日は右サイドがキレまくり。
増田、早川が代わる代わる攻めあがります。中盤でのパス回しも順調で横浜FCがポゼッションをつかみます。マシューからのパス回しも前への意識が強く最後の早川のクロスまで集中力の高いプレーが多く見られます。
山形はカウンターの意識が高く、TVで見る限り決定機は山形のほうが多いのですが、ゲームの流れは横浜です。

ところが22分、うっちーのコーナーキックからのカウンター、3対2でうちが数で勝りますが、左から入れられたクロスを高橋にダイレクトで後ろに流されそこに詰めた中村にミドルを叩き込まれて先制されます。

28分、マシューからスルーをPA内で受けた城が後ろからつぶされながらもシュートを放ちますが、アドバンテージと取られたか笛はなし。この辺から少し城の苛立ちを感じます。
今日の主審はとにかく笛が不安定。PA内でのファウルには妙に慎重なくせに敵陣でのペナルティやちょっとした接触プレーでぴーぴー笛を吹いている印象。最近プレミアを見てるんで余計そう思うんでしょうが。30分にはその敵陣で勢いあまって相手を倒した横山にイエロー31分には城が微妙な接触プレーでイエロー、2人とも次節から2試合出場停止です。痛い…。城はその後も前半は苛付き気味の雰囲気です。

城のイエローの前のプレーでは北村が中盤からダイレクトパスでつないでPA内から狙いすましたシュート!しかしクロスバーに跳ね返ったボールはギリギリでゴールを越えず。

そのイライラがスタジアムにも伝染したか、41分とくに接触プレーが合ったとも思えない山形・星が時間稼ぎで倒れ、うちがボールをつないでいたものの増田がボールを出してプレーを切ると、星は何もなかったようにニコニコとプレーに戻ります。

その瞬間、会場中から星に大ブーイング。一体化した会場って良いですね。
で、そのまま0-1で後半へ。

後半に入ってもうちのサイド攻撃は順調に山形陣地を切り崩します。
そして49分、うっちーのCKからヨコのパスをマシューがゴール正面で右のアウトサイド。流して誰かにつなぐつもりだろうボールがそのままゴールイン!あっさりと同点に追いつきます。

52分カウンターからのCKをニヴァウドにフリーで決められ、1-2と突き放されます。セットプレーからの弱さは治りませんね。

しかし56分城の増田が奪ったボールを城へつなぎ横山が真ん中に返し城がシュート。DFにとめられたボールに詰めていた北村が振りぬいてゴール!このままカウンターでズルズルいかれるかといった嫌な予感を振り払う北村の一発です。

73分横浜PA内で菅野と大島が激突。大島は結局あごを骨折してOUT。この治療中に増田に代えて神野を投入。
今シーズン流れを変えられる存在としての神野に期待です。
78分早速神野が左からシュート。神野を2ndオプションとして当てることのできたことで横浜の攻撃が広がります。
79分横山に代えて臼井投入。83分友義に代えてシゲ投入。

86分スゲが決定的なピンチを2本セーブしたあとは神野ショウ!
88分神野のポストから臼井が持ち込みGK桜井の逆を衝いて逆転!
城をはじめ臼井、シゲ、みんながゴール裏の神野を取り囲みます。そして89分またしても神野を起点につながったボールがまたしてもPA内に切れ込んだ臼井が今度は中に流し、神野がニアに走りこみおとりの動き、そしてスルーした神野の後ろからうっちーがゴール!!4-2で突き放します。そのままタイムアップ。まさに神野ショウだったゲームが終わりました。

後ろに書いてあるとおりちょっとばかりフライングな言動が監督からありましたが、昨シーズンの増田のこともあるし、リティがやめるとしたらまだ神野の来期なんて決まってないも同然。
僕としては当然来期も見たい選手であるわけです。
どっちかって言えば当然ダランとパイプいすに腰掛けたリティよりも見たい。

で…、
試合後のちょっとばかり物議をかもしてるリティの会見の模様↓
http://www.yokohamafc.com/result/2003kaiken/k03j241.html
「私にとって幸せなのは、神野選手ですけれども、神野は、三ツ沢でのゲームはおそらく最後だろうということで、彼を使うことができて、しかも彼が1アシストすることができて、監督自身としても非常に幸せに思います。」………って、ヲイ。最後って何?

そして見に来てくれてたらしい湯浅さんの含蓄溢れるコラム
http://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/topic.folder/03_j2_yokohama.html
「私の思い入れが強い横浜FC中心になります・・ご容赦・・。
最後になりましたが、ゲーム自体はとても面白かったですよ。」

思い入れついでにうちの監督なんてどうでしょうね?