J2第42節 対アルビレックス新潟@ビッグスワン

前回第二のホーム福島で1-7と惨殺食らった相手、しかも会場は5万人の圧倒的アウェイのビッグスワン。新潟はうちに勝った上で、川崎、広島のどちらかが敗れるか、両チーム引き分けで昇格決定。
もとよりうちの対戦はサポの間でも「ボーナスステージ」よばわりです。城、横山という看板もいませんので、なんとか3とはいかないまでも引き分けには持ち込みたいところ。

試合序盤から、ボールを支配するのは横浜で、新潟はカウンターに専念。立ち上がりの失点を嫌がっているのがありありと。
ところが3分、そのカウンターで抜け出したマルクスを止めた山尾のプレーがPKの判定。微妙だけどしかたない。そのままマルクスが決め、早くも1点ビハインド。

その後も横浜はボールを支配(というか持たされてる?)しますが、時に新潟のロングボール攻勢にさらされます。新潟の攻めては単純です。ひたすら引いて持ったら前線にロングボール。
が18分、PA外での三田のハンドがイエローでしかもPK。ま、さっきのおかえしですか?そのPKをマシューが決めてゲームは振り出しに。
ただ流れの中ではさすが反町采配、うちの命綱サイド攻撃の最後の部分で臼井、増田に人数を割いて決定的なクロスを上げさせてくれません。
こういうときは中で勝負出来る、信義、城、ナリあたりがほしい(ホントはうっちーあたりにそれをやってもらわんと)。

で34分、ハーフウェーラインからつながれたボールを上野がすんばらっしいスルーパス。菅野がつめたもののファビーニョに決められてしまいます。これはビューティフルでしたね。その後もノった上野に攻められますが菅野がファインセーブ。
前半はその後も中盤を支配する横浜と引いてロングボールの新潟という展開ですが、どちらもまもって1-2で前半終了です。うちのチャンスは北村のヘッドのみ。

で、後半も同じくボールは持ってる横浜。特にサイドはうちが握り、新潟のサイドを封印。
いい感じで膠着状態が続きます。
しかし相変わらずのセットプレーの弱さ。人数は掛けてもマルクスへのマークがズレズレ、ニアで完全に前に出られてなんとヒールでゴール。
まだまだこれから、という直後のプレーでなんと増田がルーズボールの競り合いで削られた相手に対し、ちょんげり。これを報復行為と取られて、一発レッド。クリーンにファイトすれば、汚いプレーで知られる鈴木に対しイエローを与えることも出来たのに、くだらないプレーで、久々の10人での試合です。

増田については「いらん」とだけいっておきます。
そのままゲームはぶっこわれる予感もしましたが、63分左で孤立気味だった臼井に代え、北村左、うっちー右、マシュー、信義真ん中とし、なんとか4-4-1で持ちこたえますが、70分再びCKから安に真ん中で高々と飛ばれて4点目。
このセットプレーの弱さもいつまでたっても解消されません。

しかし今日の成果はその後あいてが引いたことはあっても大きく崩れることはなかったこと。ベンチも勝ちをあきらめず73分北村に代え竹中投入。早速早川のクロスに反応しますがあわず。78分智吉→シゲ。そのシゲ、栗原にいきなり赤紙級のチャージを食らいますが、判定はイエロー。

80分過ぎからはとにかくガチガチに引いた新潟に対し前へ前への意気込みを見せる横浜。吉武も慣れないワントップをがむしゃらにこなします。
そのまま時間が刻々とすぎる中ロスタイムに右のうっちーから最後吉武のヘディングが決まり2-4。しかしそのままタイムアップ。負けはしましたが、成果はあったと思います。
試合後の反町のインタビュアー、素人過ぎで笑えました。