土曜の試合

http://www.kanagawa-np.co.jp/soccer/0404/jw04042501.html
日曜の神奈川新聞に↑こんな記事が。
横浜FC負け知らず」としてかなり好意的な記事です。
 後半ロスタイム、ドリブルで内に切れ込んだFW城が右足の強烈なミドルを放った。シュートは惜しくもバーをたたき、エースは頭を抱えてうずくまったが、京都とのスコアレスドロー横浜FCの進化に見えた。
 柱のFW崔を故障で欠いた相手の決定力不足に助けられた面は否定できない。だが、課題の守備陣が無失点と安定したことが、攻撃にも好影響を与えている。
 高い位置でプレーし、両サイドを自分たちの「領土」とした。ポストのFWジェフェルソンの高さを生かそうと、クロスを送り続けた。
 「ラストパス、シュートを決めないと」「ゴール前でスルーパスとか1回もないでしょ。もっと考えないと」。城はそう反省しながらも、こんなセリフは11位に終わった昨シーズンなら決して言えなかったことを認めている。「だって去年は、DFラインに戻ってパスをもらったこともあったからね」
 川崎、大宮の上位2チームが破れ、混戦模様の昇格争い。「序盤戦をどうしのいでいくか。もっともっとよくなるチームだよ」。今季初のフル出場を果たした城は気持ち良さそう。思惑通りにいくと、確かに面白い。
(下屋鋪 聡)

◆唯一の無敗続ける
 昨季88失点でリーグワースト2位だった守備陣が、DFトゥイードを中心としたラインコントロールと、GK菅野の好セーブで昨季J1の京都をゼロに封じ、リーグ唯一の無敗を守った。リトバルスキー監督は「難しい京都を相手にいい試合だった。ステップアップしてきた」と評価した。
 横浜FCの敷くラインディフェンスはスペースをつくり、リスクも少なくない。だが、4バックの一翼を担う左サイドの小野智は頼もしい。「去年はいい試合をしてもロスタイムに失点して負けることがあった。負けないということはいいこと」と自信を見せていた。