J2第22節 対サガン鳥栖@三ツ沢

tatsumine2004-07-10

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勝手に名付けさせていただきましたよ>眞中靖夫→靖王様

結果
横浜FC 3(1-0)0 鳥栖
得点者
横浜 内田(31分)、菅野(46分)、城(56分PK)
警告
横浜 内田(42分):鳥栖 中村(86分)
退場
山道(54分)

メンバー

横浜
GK菅野、DF早川、トゥイード、山尾、中島(80分 岩倉)、MF臼井、内田、北村、杉本、FW眞中靖、城(82分 大久保)
鳥栖
GK富永、DF井手口、佐藤陽、山道(54分退場)、MF伊藤、本橋(77分 矢部)、高橋、中村、FW小石(39分 奈良崎、56分 三好)、田代、竹村

入場者数:3,004人

4連敗で迎えた、7月最初のホーム三ツ沢での鳥栖戦。開場直後の時間に、雨が降り出し、天候的に不安の合った試合でしたが、天候同様試合内容もそんな不安を吹き飛ばすような快勝で横浜FCは前半戦を5割で折り返すことができました。しかもとんでもない大記録のおまけつきで…。

さて今日は年に何度かの甥っ子とのサッカー観戦デイ。昨年最終戦横国での札幌戦以来の観戦となりました。
17:00中野発。甥っ子と一緒に中野から横浜へ。結構激しい夕立で先行き不安ですが横浜に近づくにつれ天気は好転。途中で合流したみさきさんたちとの観戦です。

さて、キックオフ。トゥイードは今日も長袖で燃えてます。靖王様、城の2トップは、前への意識が強い。カウンターから靖王が持ち込んで左サイドに流して城へ。城からさらに左の杉本へ、杉本のクロスはそのままゴールラインを超えたりと、靖王、城、杉本、臼井の4人で何度もチャンスを作ります。
相手ボールの時も靖王は真ん中に張り付いて、ボールを持ちます。こんなシーンは今まで見られなかったもの。

しかし、今日の一番の敵はバックスタンド側副審。ボールに追いつけず、再三オフサイドを見逃し、うちのピンチを演出。さてさて前半はほぼ打ちのペースで危なげなく進んで行きます。鳥栖のプレスが強くないこともあり、ナカジ、ハヤも積極的にオーバーラップを繰り返します。

そんな中、さほど重要でないプレーで観客が大いに沸く出来事が。
27分なかじがボールをキープしてルックアップした瞬間、軍曹が大声で「ぎゃぁく・サイ・ドゥ」と日本語でコーチングして満場の拍手。さてそのコーチングが功を奏したか、さらにウチの攻勢で進んだ31分、内田が右サイドをドリブル突破で深くえぐり、そのまま角度のないシュートを放ち先制。相手DFが中で待つ城、靖王に気を取られたところを決めたファインゴールでした。

その後は37分に、オフサイドを取ってもらえず右サイドからクロスを挙げられ、中央で2枚余っていた相手に合わせられますが、シュートは枠を外します。思えばこれが唯一のピンチか?
で、39分には鳥栖で唯一こわいと思わせられてきた小石が負傷でアウト、奈良崎が交代で入ります。で前半終了

さて後半開始、ここで奇跡が起こります。
後半開始直後ナカジが自分のデフォルトポジションでもらったFKをまずは自ら蹴ろうとしますが、スゲが制してポイントへ。スゲが蹴ったロングフィードはペナルティアークでワンバウンドし、相手GKの頭を越しそのままゴールイン。当初は靖王様のゴールとコールされるが程なくスゲのゴールと訂正。Jリーグの歴史の中でも、確か松永が決めたのがあったと思うので2点目じゃないでしょうか?*1

そして9分、そのゴールの興奮が冷めやらぬ中なかじの突破を鳥栖・山道が体で止めてPK。相手は一発レッドで退場。で前半途中交代の奈良崎DF投入のため交代。そのPKは城がしっかり決めて3-0。勝負あり、です。

こうなると打ちも余裕です。甥っ子はしきりに「ここでサッカーがやりたーい」と叫びまくってます。
今日の儲けもんは早川。中への絞りとオーバーラップの思い切りがよく、その他DFもウッチーを中心に落ち着いています。その後も杉本、内田が代わる代わるポストにシュートを当てまくります。靖王GOGOコールも飛び出す中、靖王様もノリノリです。

観客は相変わらずバカ正直ベースの3004人。ちょっとは川崎を見習えば良いのに…
ある程度計算が立ったウチは35分ナカジに代えて岩倉、臼井が左サイド、岩倉右に、さらに38分城に代えて大久保。
大久保は今日も惜しいプレーが続きますが、のスルーが通らなかったりと惜しいプレー。岩倉も良いカバーを見せて横浜FCの良いところばかりが目だった試合は3-0で勝利。
マンオブザマッチは内田でしたが、前への意識を発散し続けた靖王様とスゲにぼくはMOMをささげたいです。

さて次は2週間後の第三クール。着実に勝ち点を積み上げて行きましょう。
さて採点

GK菅野(8.0:まさにSGGKゴールまで決めてしまった)、DF早川(6.5:今日は今シーズン一番の出来)、トゥイード(6.5:大声で最終ラインを統率)、山尾(6.0)、中島(6.5)(80分 岩倉(6.0))、MF臼井(6.5)、内田(7.0)、北村(6.0)、杉本(6.5)、FW眞中靖(7.0)、城(6.5)(82分 大久保(6.0))

*1:日刊スポーツによれば、松永のはパントキックで85m、菅野はFKで88m、GKの得点ということでは、現横浜FCコーチのタキタ(PK)もありってことで、当然J2史上初、J史上でも最長記録ってことですね