アジアカップ決勝 中国 vs 日本

日本 3(1-1)1 中国

日本は、セットプレーから前半22分福西が先制しますが、中国も31分日本の弱点サイドを切り崩し左サイドから得点、同点に追いついて前半を終えます。

後半20分俊輔のCKから飛び込んだ中田コが体で押し込み、日本が再び勝ち越し。ロスタイムにも俊輔のスルーに反応した玉田が駄目押しの得点で日本が3-1で中国を敗り、アジアカップの優勝を飾りました。
TVでみる限り中田コの2点目はハンドですが、それまで審判に苦労させられてきたわけですから…。
しかし中国・ハーン監督。見事な敗軍の将っぷりです。悪い意味で。

「今日はいい試合だったが、残念ながらわがチームは敗れてしまった。その原因はあまり言いたくないのだが、やはり経験という部分で――例えば主審に見えないところでのファウルの仕方など――で日本より劣っていたように思う。それは私もプレーヤーだったから、よく分かる。日本はこうした大きな大会での経験があった。そして中国はゲームをコントロールすることができなかった」

――日本の2点目はテレビで見る限りハンドのようにも見えたが?

「基本的にレフェリーのジャッジについては言及したくない。それに(そのシーンは)ピッチでは判断しにくかった。テレビで見ていた人には、そのように見えたのかもしれないが。
(今日の3失点のうち)1点目は本当は中国に与えられるべきFKだった。そして2点目はハンドの疑いがあり、3点目はスン・ジハイが倒されていたのにファウルが認められず、日本にボールが渡ってゴールを決められてしまった。そうなってしまったのが、誰のせいによるものかは分からないが」

フェアな形で行われてきた大会で中国が決勝に上がってきたのであれば、こういうコメントもありでしょうが、今更何を言われても…。

とりあえず決勝進出の時点でジーコ留任は決定でしたでしょうから、優勝は素直に喜びたいですね。