オリンピック日本代表 vs パラグアイ

tatsumine2004-08-13

日本 3(1-3)4 パラグアイ

前半の左サイドがすべてですね。那須、森崎が左サイドのヒメネスを自由にさせすぎましたし、大体この2人滑りすぎです。
前半5分茄子がゴール前でボールクリアの判断を遅らせてしまい、ヒメネスに奪われてそのままゴール。

22分、シュートに行った大久保と絡んだDFが高松を倒したPKを小野伸二が決めて一度は同点に追いつきます。しかしPKで2得点した小野ですが、体調が悪いのかプレーには全く切れがなかったですね。ボランチに下がって初めてプレーが出来た感じでした。

その後の腹具合の2点目は仕方ないと思います。あのFKは菅野でも取れなかったでしょう。しかし、その後37分の腹具合3点目はまたしても茄子が演出。左サイドでヒメネスに簡単に切り返されて、滑って手を突いてしまうと言うミス。そのままシュートに出たヒメネスのボールは絶好のクロスになってカルドソのゴール。

そのまま1-3で前半を終了するわけですが、茄子は当然として、森崎も彼に引っ張られるように持ち味が出せず、さらに小野伸二も不調と言うことで山本監督がどう手を打ってくるんだろうと思っていたら、その茄子ヤダごにゃを代えて阿部をCBに下げ、小野をボランチに下げ、松井をトップ下と言う布陣。
これはうまくいきましたね。後半からやっと日本が主導権を握りことが出来るようになります。小野もトップ下でやっている時よりも明らかにイイ!

で後半8分高松が疑惑の判定でPKを得ます。それを小野が決めて2-3。今日は高松よかったです。だから最後の1枚が平山との交代ってのは納得できないですね。平山はなんとなく初めて東京に出てきた地方の中学生みたいで、動きが悪かったですね。

さてその平山投入の前に森崎に代えて田中達也投入でそれが後半36分の田中の右クロスからの大久保の3点目につながるわけですが、その前にトーレスの豪快ミドルで2-4にされてましたね。
ガーナvsイタリアのガーナの2点目(アッピア)もそうでしたが、ああいう位置からシュートをうって、しかも決められる力と言うのはこういう大会では実に大切ですね。高原の不在はでかいなぁ。

1-3、2-4という点差は決して悲観するものではなかったので早めに1点入れたら分からないと思ってましたが、残り10分での1点は、さすがに腹具合相手で判難しかったか…。

とにかく負けは負けです。次節は正念場、イタリア。今回後半スタートの布陣で良いと思いますが、3トップもありですかね。高松、田中、大久保で。
イタリアの引き分けスタートで、イタリア戦敗戦でも1勝1分1敗で決勝トーナメント進出みたいなこといってますが、次節ガーナ戦で腹具合が勝てば、当然決勝トーナメントの決まった腹具合は抜いてきます。すると、イタリアは1勝2分で2抜けです。つまり次勝てないと、もしくは腹具合がガーナと引き分けないとかなり苦しくなるんではないかと。ガーナも引き分けたとなると、最終戦は恐らく腹具合、イタリアの潰し合いになります。
そうなるといいんですがね。

とにかくイタリア戦は、女子スウェーデン戦を見習って、先制して勝ち点3ゲット願います。