スポーツステーション

報道ステーション内のスポーツコーナー、「スポーツステーション」HP内にスポーツステーションBBSができて、サッカーを取り上げない(というか勝ち点と得点の区別も知らないようなアンカーマンを置いている)番組の現状に対し、「これだけサッカーファンから、野球だけでなく代表以外のサッカー(特にJリーグ)を取り上げてほしいという要望が多いのだから、それに応えてほしい」旨書き込みをしましたが、見事に検閲されました。ということで今回は実データも挙げて投稿したいと思います。どうせまたスルーされるんだろうけどね。

総務省の調査では25歳より上の世代では、サッカー人口は野球人口のおおむね半数ですが、24歳より下の年代ではサッカー人口が野球人口に肉薄しています。ところがこの調査にはまやかしがあって、たんなる「キャッチボール」も「野球」に含めてしまっているのです。そのため若年層では実際は恐らくサッカー人口が野球人口を逆転していると思われます。
実際私の実感としても、首都圏では野球をやる子供は少数派になっていると思います。

また、野球とサッカーをそれぞれプレーしなくても観戦する人間の比率としては、これはやはり今のところ野球に叶わない、というのがサッカーの現状だと思います。
なぜならばそれは「報道されないから」にほかなりません。
報道されるから放映されるからそのチームを応援するというは地方部で巨人ファンしかいない現実と同じことだと思います。また野球の視聴者数の中にはただ漫然と野球を眺めている人の数も含まれているのでしょうから。

ネットが普及してあらゆる方法で情報を入手できる世の中になっても、デジタルディバイドをはじめとした情報格差の問題がある限り、その情報をTVからしかえることの出来ない人々はいつまでたってもサッカーの楽しさを知ることが出来ないのです。また、ネットで情報を入手できる、といってもTVのきれいな大画面でみるプレーとPCのディスプレーで見るプレーではクオリティが全然違うのですから、ほかにコンテンツがあるんだからいいだろう、という理論にはならないでしょう。

サッカーファンからこれだけ要望が多いということはそれだけサッカーファンが情報に飢えているのです。潜在的なファンも含めると声をあげないもっと多くの人がサッカーのニュースを求めているのです。
単にサッカーファンのターゲットにされているな、ということだけでなくスポーツステーションに期待している人がそれだけ多いのだ、ということを認識していただければありがたいです。