J2第22節 対湘南ベルマーレ@俺達の丘三ツ沢

tatsumine2005-07-16

前半戦最終戦神奈川ダービー湘南戦。両チームサポーターが横浜駅からパレードを行うなど盛り上げを図りましたが、両チーム決定機を逃し、0-0のスコアレスドロー。観客数も6000人に届かない、とゲーム内容、観客動員数とも目標に達しない残念なゲームになりました。

横浜FC 0(0-0)0 湘南

19:00キックオフ 三ツ沢公園球技場 入場者数:5,791人

警告

  • 横浜 早川(48分)、小野信(89分)
  • 湘南 村山(23分)、坂本(36分)、バリシッチ(78分)、鈴木(83分)

出場選手

  • 横浜 GK菅野、DF早川、岩倉(78分 トゥイード)、山尾、中島、MF佐藤、内田、貞富、小野智(86分 小野信)、FW富永(69分 大友)、城 <サブ>GK小山、MF三浦
  • 湘南 GK小林、DF鈴木、バリシッチ、田村、村山、MF吉野、中町、加藤、坂本(59分 永里)、梅田(89分 高田)、柿本 <サブ>GK鈴木、DF戸田、浮氣

写真は→コチラ
今日は、「MITSUZAWA 15000 PROJECT」当日。
16:00に横浜ビブレ前に両チームサポが集合し、それぞれの旗を振り、歌を歌いながら三ツ沢までパレードする試みも行われました。16:00少し過ぎにビブレに着くとパレードはすでに出発後、急いで湘南サポの列を追い越し横浜最後尾へ。両チーム合わせて100mほどの列でしたでしょうか?全身タイツの今日結婚報告する人なども散見されたパレード、火曜日11:05からのこんにちわいっと6けんで取り上げられるようです。みんなびデオをセットだ。
ぼくたちは、ダービーの歌、横浜コールを繰り返しながら、浅間下から坂を上り三ツ沢が見えたところでいつもの三ツ沢の歌。
暑くて坂はつらかったけど面白かったですね。

開門を待って、バックスタンドで席をキープ。前座試合では横浜FCジュニア・スクールと湘南ベルマーレスーパークラスのちびっ子ダービー。しかしさすがはスーパークラス。相手はきちんと「サッカー」をやっているのにコチラはチャイルドサッカーレベル。個々の力ではウチのキャプテンがマルセイユルーレットを見せたりGKがいいセーブをしたりしましたが0-6で敗戦、2点がオウンゴールという子供たちには苦い敗戦。トップチームのあだ討ちに期待です。

さて、今節は前節に続き岩倉がCBでスタメン出場、富永もFWで先発。トゥイードが控えに回るという贅沢さ。ルーキー三浦雅樹がサブに入りましたが、惜しくも出場はなりませんでした。

さて試合は、試合開始から30分は横浜の猛攻、湘南はカウンターに終始していました。特にカズキの右サイドはDFラインからのフィード貞富、城からの展開、富永のはたきから、なかじ、トモキチのサイドチェンジからと攻撃の展開を一手に担う大活躍。
富永もポストプレーでまさに本人の言う通り「困ったら僕の頭」という基本に忠実なプレー。トモキチも中へ絞ったり、サイドへの展開で持ち味を出します。
16分には城が中央突破からシュートを放ちますがこれはGKがはじき、ギリギリで枠を外します。さらに19分、早川のドッカンFKのこぼれを富永がファーからまん中へ持ち込みシュートをはなつも相手がクリア、と惜しいシーンが続きます。

しかし決めるべきところで決められないと、相手にモメンタムが傾くのはサッカーの常。30分過ぎからは湘南の鋭いカウンターに何度もさらされます。しかしここは早川以外のDFラインと菅野が集中して守りきります。
その早川は40分、真ん中に絞ったプレーで相手ボールのカットに失敗しシュートを放たれます。スゲがなんとかキャッチしますが、一人集中力に欠けたプレーで不安要素となります。

結局そのまま0-0で前半終了。後半はメンバー交代なしで開始。いきなりまたもカズキの突破からCKを得て、そのCKをニアで貞富がヘディングシュートもGKキャッチとウチのペースで始まります。
そして早川の不安定さは後半も変わらず。3分には相手を削って警告をもらい、次節出場停止が決定。13分にはチェイスミスからボールを奪われて、シュートを放たれるなどとにかくひどいプレーに終始。副キャプテンに求められるものが何か、キャンプも含めて3週間、よく考えてください。
なかなか点の奪えない展開にG裏は後半4分、早くもプロのしるし発動。

15分にはペナルティエリア内に切り込んだトモキチが倒されるも主審・塩爺が流す。今日は笛の回数は少なくプレーの泊まる回数が少なかったですが、必要なところでは笛を吹いてほしかったですね。

その後は両チームともチャンスを作りながら決定力不足に泣く展開。23分リスタートからすばやく左サイド抜け出されシュート放たれるもこれは菅野がネ申セーブでCKに。その直後、サイドチェンジしていたトモキチが右サイドから貞富へどんぴしゃのクロスも相手に跳ね返されます。

そのプレーのあとの24分、かなりポストとして相手から削られていた富永がアウトで大友イン、トップから左サイドのポジションへ。その大友は25分入っていきなり左サイドを突破して見せ場を作ります。さらに26分にも抜け出そうとしてバリシッチにファウルで止められる、29分にも競り合いからCKを得るなど、流れを横浜へ引き寄せる働き。

そして33分には的確なマークで湘南の2トップを押さえた岩倉に代えて軍曹、どうせなら早川を下げて岩倉を右サイドで見たかった。
その軍曹は交代早々の34分、FKに頭であわせて中へ入れ、これをバリシッチがギリギリでクリアしてCKといきなり攻撃で見せ場を作ります。

その後は湘南のカウンターにさらされて、試合終了直前にうっちーのクリアミスを拾われて相手に打たれた決定的なシュートを菅野がまたもネ申セーブするなど、ずっとずっと見ていたいような面白いサッカーが続きましたが、残念ながらロスタイム3分でホイッスル。
両チーム緊迫した空気の中持ち味を出し合った試合は0-0のスコアレスドローに終わりました。
残念な結果でしたが、挨拶に来た選手たちは自分たちの力を出し切った満足感に溢れていましたし、観客も面白いゲーム内容に惜しみない拍手を送りました。なかじは今日も悔しそうでしたが、シーズン前半の不安定さからは想像も出来ないくらいプレーのレベルは上がっています。約一名を除いて進歩のあとが見えた横浜FC

来週の北海道キャンプを経て、2週間後の水戸戦ではまたレベルアップした姿を見せてほしいですね。

採点です。

菅野6.5 3度のネ申セーブは見事
早川3.5 出場14人の中、唯一戦っていなかった選手。集中力低くお粗末なプレー。最低のでき。
岩倉6.0 梅田を封殺。いいカバーリング
山尾6.0 今日は目立たないプレーに終始
中島6.0 積極性とディフェンスがバランスしてきた。
佐藤6.5 積極的な姿勢から相手の反則の餌食になること再三
内田5.0 トラップが大きいのが目立った以外は目立たないなど精彩を欠いた
貞富6.5 中盤の捌き役として満点に近いでき
小野智6.5 左サイドで何度も基点となった
城6.0 今日も前線で善戦
富永6.0 ポストで機能した。
大友6.5 左サイド、前線で流れを代えた
トゥイード6.0 高さを生かしてDFにFWに大活躍
小野信5.5 出場時間短く評価不能

その他の方、ご来場ありがとうございました

Fromオヒサル

FromJ'sGoal