ジュビロ磐田 vs レアル・マドリー

得点

  • 磐田 成岡(23分)
  • マドリー ラウル(2分)、デブ(27分PK、89分)

警告

  • マドリー デブ(89分)

出場選手

  • 磐田 GKテソ、DF鈴木、田中(69分 大井)、茶野、MF太田(69分 川口)、福西(HT 河村)、服部、村井(75分 船谷)、成岡(HT 名波)、FW可憐、前田 <サブ>GK佐藤、DF森下、MF森下
  • マドリー GKカシージャス、DFサルガド(HT アルベロア)、ロベカルエルゲラ、パヴォン(HT ラウル・ブラヴォ)、MFグティ(55分 ルベン)、グラヴェセン(HT ガルシア)、バカ旦那(78分 フラード)、FWラウル、デブ、オーウェン(HT 立花警部) <サブ>GKロペス、サンチェス、DFディオゴ、MFファンフラン、FWソルダード

今日も、蒸し暑い夜っぽい味スタ。いきなりゲームが動いたのは2分、ラウルのスルーからオーウェンが抜け出しますが、シュートが遅れてDFがディフレクト、しかしそのこぼれを後ろから詰めてきたラウルが冷静に流し込んで、今日はマドリーが先制。

それにしても今日の解説、ニュートラルな清水さんに較べて風間さんマドリーびいき過ぎてちょっと…。
そして、そんなゲーム内容に輪をかけてジュビロの各選手にヴェルディの選手のような本気さが感じられません。何というかマドリーの選手に遠慮勝ちというか、
「削ったら戸田みたいに世界的悪役にされる…」
なんて思ってたかどうかは知りませんが、村井も縦のスピードで勝負しなかったり、可憐も飛び込めば決まるところで飛び込めなかったり。

しかし23分には、成岡の前での可憐のフリーランニングが実って、成岡のミドルが決まって同点に、しかし同点も一瞬でした。
今日も全く走らないマドリーのデブですが、前線でマッタリしながらボールが転がってくるのを待っていましたが、27分ペナルティエリア内に持ち込むと茶野のファールを待ちます。まんまと注文にはまった茶野がデブを倒しPKを与えると、キッカーはやはりデブ。
テソが横っ飛びしてさわり、ポストに当たりますが、そのままゴールイン、わずか3分で勝ち越します。

今日もベッカムはほぼ消えています。戸田、相馬のように密着マークして削ってくれる相手もいないから余計に目立ちません。
35分には前田がロングフィードに抜け出しカシージャスと1対1になりますが、ループシュートは浮かしすぎてバーのわずか上。続いて36分福西がドリブル突破でエリアに侵入してシュート、コレはロベカルが跳ね返します。続いて44分右サイド太田から中の可憐へ、最後は再び太田といいコンビネーションで崩しましたが、コレも決まらず。
前半は1-2で終了します。

後半からフィーゴ登場、そして4人一緒に変えたマドリーはその後続けざまに選手交代してグダグダの展開に持ち込みます。
後半最初のチャンスは磐田、村井からアーリークロスが入り、コレを抜け出した可憐がフリーでシュートしますが、フィニッシュを焦ってゴール左へ。コレは決定的でした。この辺が可憐ぽいところですが。

後半20分過ぎからは完全にマドリーの足が止まりますが、磐田も決めきれず案の定グダグダ。ロナウドは前線に張り付き動かずにゴールを狙う状態です。ロスタイム直前に抜け出して思い切りハンドリングしてイエローをもらいますが、ロスタイム2分、今日最初で最後のマジ走りでしっかり結果を出すところがすごいが嫌いだ。
センターサークル上のフィーゴからのボールを受けたデブがそのままドスドスと走り、最後はテソの股を抜いてゴール。結局1-3で試合終了です。

とても銀河系代表のゲーム、と胸を張っていえる試合ではないと思いますが、とりあえず、日本で2敗しなくてよかったですね。
ぼくはスペインならマドリーよりもバルサなので負けたってどうでもいいんですが。