鹿島vsマンチェスター・ユナイテッド

得点

警告

マンUパク・チソンルーニーファン・ニステルローイアラン・スミスが控えでキーン、スコールズは来日せず。対する鹿島は代表合宿から本山、小笠原を呼び戻し、大岩、アレックス・ミネイロ以外はフルメンバーです。
日本での試合ですがなぜか鹿島がアウェイの白ユニでキックオフ。しょっぱなから鹿島の応援が見せてくれます。マンUのDFラインでのボール回しに盛大なブーイングです。
そして先制したのは鹿島。5分、細かく中盤でパスを回して、いきなりペースチェンジですばやくロングボールをハーフウェイラインから左からエリア内に走りこんだ本山へ、これを本山がダイレクトで蹴り込んで先制ゴール。

しかしマンUも7分バックラインでの不用意なミスパスをサハがインターセプトしてすばやく前のギグスへ、ギグスは一度右のロナウドへ渡して、再び中でリターンを受け取り、冷静に左足でゴール。あっという間に同点に。
その後もロナウドはドリブル突破で新井場を翻弄、またぎまくりのフェイントで中に切れ込むなど、見せ場を作ります。

しかし追加点はまたも鹿島。23分小笠原からのパスを抜け出した本山が決めて2-1。本山はよく効いています。
マンUは30分過ぎからロナウドギグスがポジションチェンジし、ロナウド左、ギグス右。2人を中心にチャンスを作りますが、真ん中のサハがイマイチで決め切れません。
そのまま2-1で前半終了です。

さて後半頭からルーニー、スミスを投入してきたマンUですが、コンビネーションがイマイチなのか、後半は結構グダグダな展開。フィル・ネヴィルのプレミアなら普通のタックルが警告になったりとジャッジに不満を漏らす展開もありました。その後ファン・ニステルローイパク・チソンも投入しますが、相変わらず本山に再三チャンスを作られる展開。途中出場のファン・ニステルローイが競り合いの中でいらついて、プレーと関係のないところで岩政に尾てい骨キックをかまし、それがしっかりカメラに収められてました。そのほか鱸に対してアラン・スミスのドロップキックなど、ラフプレーも飛び出しましたが、そのままタイムアップ。

試合終了後の小笠原のインタビューの答え

「別に相手は関係ないです」
「自分たちのほうがいいサッカーしていたと思います」
「Jリーグ優勝を目指してがんばります」

…。久保並みの受け応えだ。
そのあとの本山の饒舌さとは好対照でますます笑えました。

それにしてもマンUは今年も苦戦しそうですね。