ワールドカップ予選プレーオフ トリニダード・トバゴvsバーレーン

tatsumine2005-11-17

ホームでの第1戦を1-1と引き分けたわれらがシルビオ・スパン(横浜FC)属するトリニダード・トバゴ(以下T&T)は、第2戦アウェーマスカットの地でバーレーンを1-0でやぶり40年目の朝鮮で初のワールドカップ出場を実現。シルビオも勝利の瞬間をピッチの上で味わいました。

  • 序盤からT&Tペースで進む前半。
  • しかしT&TのGKジャック、試合開始早々、ロングシュートを下がりながらキャッチしてゴールキックにしてしまったり、40分にはロビングの放り込みに前に出てDFとかぶり後逸、危うくゴールになるところをDFが頭でクリアとスリル満点。
  • さてわれらがシルビオ、21分にビルチャールがシュートに行ったあとの軸足を削られて痛んだため急遽出場。ボランチと言うより3枚のMFの前目のポジションで、ヨークとも積極的に絡む。
  • 46分にはクリアボールをヒールで流すシルビオ、かっこいいなぁ。
  • 後半は開始1分いきなりシルビオの右45度からのFK、しかしコレは壁に当たる。
  • そして4分ヨークのドリブルから前線へのスルーパスをクリアされたCK。ヨークが左からCK、コレを中央フリー(というかでか過ぎ)になった201cmのローレンスがヘディングで叩き込んで先制!
  • バーレーンはアラー・フバイルのカウンターのみだったが、さすがに先制されて前がかりに。すると今度はT&Tがしっかり引いて守ってくる。
  • その網をかいくぐって16分フセインアリの左45度からのFKが惜しくもサイドネット。
  • シルビオは29分にバイタルエリアでナイスカット。
  • 32分にはT&Tが37歳のラタピーを投入。髪形がシルビオとかぶってアナウンサーが間違える間違える。
  • でセンターライン付近でシルビオがラタピーに間違われたままボールを奪って右サイドをドリブルで駆け上がりクロス、シュートはクロスバーに当たり再びシルビオの前へ、再度のクロスはラタピーのシュートも決まらず。かっこいいぞシルビオ。長い足を生かしてしなやかにボールコントロールします。カバーリングもすばらしい。
  • さらに双子作戦ではありませんがラタピーとシルビオも絡んでいい動き。
  • 逆にバーレーンは切羽詰って選手全員がキレてしまいました。ヨーク、ラタピーの老獪な時間稼ぎのCKに逆上してGKも含めて全員で詰め寄る。
  • 46分にはT&TのGKがキャッチしてプレー再開のシーンで、キックに横から足を出して奪いゴールを決めたかと思われましたが、これはバーレーンのファール。ファール稼動亜kは微妙、というか僕が見たところファールじゃないけど、せこいよ。
  • で、このプレーでまたしてもしつこく全員で猛抗議。結果一人退場でジ・エンド。最後は2本連続のCKも守りきってT&Tが勝利。
  • 勝利の瞬間センターサークルで喜びを分かち合うチームメートの元へ駆け寄ろうとするも感極まってピッチにひざまづき天を仰いで喜ぶシルビオ。そして喜びの輪の中にケンケンで飛び込むビルチャール。
  • おめでとう!ものすごくうれしいぞ。