J2第41節 対愛媛FC@ニッパツ三ツ沢

横浜FCは、10月25日土曜日にホーム三ツ沢で久々のホームゲームを行い、15位愛媛FCに対して先手を取りながら一度は逆転される苦しい展開。カズの最年長得点記録更新でなんとか引き分けたものの、今の状態でどこに勝てるのか、という感じです。

横浜FC 2(1-0)2 愛媛

  • 14:03キックオフ ニッパツ三ツ沢球技場 入場者数:3,739人
  • 得点
    • 横浜 御給(10分)、三浦知(55分)
    • 愛媛 大木(50分)、横谷(53分)
  • 警告
    • 愛媛 江後(72分)、金守(79分)、関根(84分)
  • 出場選手
    • 横浜 GK小山、DF吉田、エリゼウ、吉本、三浦淳(78分 太田)、MF小野(53分 根占)、八角、三浦知(67分 アンデルソン)、滝澤、FW御給、池元。 <サブ>GK岩丸、DF戸川
    • 愛媛 GK川北、DF関根、金守、高杉、三上MF宮原、赤井、横谷、江後、FW内村(59分 笹垣)、大木(67分 田中)。 <サブ>GK多田、DF星野、MF千島

これで3試合連続引き分け。9月8日以来1ヶ月以上勝ちのない苦しい状態が続いています。
各メディアで取り上げられているのは、終盤の運動量の落ち込み。
カズ、アツというベテランがいるとはいえ、交代選手もいるわけで、その中でも運動量が落ちてしまうというのは、そのベテランだけではなくチーム全体の問題だと思います。
昨年まで、後半に運動量が落ち込む、という話は聞いたことがないので、これはひとえにヘボ監督が連れてきたフィジカルコーチの力不足によるものだ、と容易に推測されます。


先制点は、長身で放り込みへの対応を期待された御給の足技から生まれたものでした。タッキーのドリブル突破もすばらしく、彼の突破力を生かすにはどうしてもアツの位置が後ろに下がらざるを得ないのは致し方ない話。
ですが、その後は徐々に愛媛に押し込まれ、後半連続で失点して逆転された直後に、カズの倒れながらのゴールで同点に追いついたものの、こんな状態では、一体どこのチームに勝てるんだろうか、と疑問を呈さずにはいられません。


そして今回の2失点の最大の要因はGK。2失点目のシーンは、コースをよく見た愛媛・横谷のファインゴールといえるかもしれませんが、シュートコースから見て、よもやGKが反応できない、とは思えないボールでした。
こーやんがものすごくがんばってくれているのは分かります。岩丸がファインセーブを連発するものの、つまらないミスからの失点を繰り返し、大久保も実践投入には速すぎる中、こーやんががんばらなければならない、そしてこーやん自身もその期待に応えようと、件名にガンバ手いるのはとてもよく分かるのですが、本当に身体がついてきていない印象を受けます。
みんな大好きなこーやんだけに、こんな姿は見たくない、と思うのです。


それにしてもここのところの数試合、トモキチ、須藤といった選手が、本領を発揮していない印象を強く受けます。
しかしこれは、選手個人の問題と言うよりも、ヘボ監督が適材適所、という言葉からほど遠いポジションしかやらせないところに問題があるように思います。
序盤は機能していたマルチポジション。ヤマタクを中心に中央、サイドと中盤の選手がめまぐるしくポジションを変えて相手のマークを分散させる戦術もいつのまにかどこへやら。
トモキチはボランチの位置で頭を押さえられて、サイドハーフサイドバックをやっている時のような生き生きした動きを見せることが出来ません。
そして、そのサイドハーフにはあろう事か本職ボランチの須藤が入っていたりする始末です。ポジションがそれほど流動していないのに、運動量がガタ落ちするという悪印象。

本当にどうしたものか、と頭を抱えざるを得ない状況なのですが、一番困るのはこのヘボ監督が来年もほぼ確実にうちの監督を続けると言うことなのですよね。
トモキチ、タロー、イケ、レンタル中のハヤ、うっちーといった選手達はこのままだと来年は横浜のユニフォームを着ていない可能性は非常に高いと言わざるを得ません。


はぁ…。