つじあやの WINTER TOUR 2008 「LIVE GIRL 2」at草月ホール
今年のイベントの締めはつじあやののライブ。
昨日青山・草月ホールで行われたつじあやのの「カバーガール2」ライブツアーの千秋楽に行ってまいりました。
今年はなんと仕事納めの日。いろいろ面倒はいやなので休暇をとって一足お先に仕事を納めてしまいましたのでノープロブレム。
ところが妻が土壇場で風邪を引いてしまい、今回はつじあやのライブでは初のソロでの参戦となってしまいました。
青山一丁目の駅からカナダ大使館の前を通って、とらやの坂の手前にある会場に開演ぎりぎりに到着。
草月会館の地下に作られた草月ホールは席数530と九段会館大ホールの半分以下というキャパに加えて3層あるホールなので、とてもこじんまりとしたライブハウスのようなホール。いい感じです。
バンドメンバーはあやのちゃんのほかおなじみの伊賀航(ベース)、坂和也(ピアノ/アコーディオン)そして曽我淳一(key)とドラムの人は分かりませんでしたが5人編成。
いつもの徳澤青弦さんがいないのがとてもさびしかったですね。
特に黄金の月やチェロがあればなぁという曲が多かったので残念でした。
曽我さんのキーボードも良かったですが、やはりシンセのチェロと徳澤氏のチェロを比べるのはかわいそうですね。
あやのちゃんはすっかり見慣れた(でもやっぱりベリーショートが一番似合うと思う)、おかっぱ頭に赤い花のコサージュ。
紫のニットワンピにタイツをはいてヒールの高いブーツというかわいらしいスタイル。
バックのおっさんたちのもさい格好があやのちゃんを引き立ててましたね。
さてセットリストは下記のとおり。
ツアーラストなのでネタバレでもいいでしょう。
- 1.come again(m-flo):これ、CDよりいいです。中途半端なミックス具合がなくなってさっぱりとしたアナログ2ステップ。
- 2.丘を越えて(藤山一郎):「年下の男の子」に並ぶ血管切れそうなあやのちゃんソング。
- 3.Rise and Shine(Cardigans):これはうれしかったですね。CDに入れる予定だったそうですが、かなわなかったそうで。就職したころがスウェディッシュポップ全盛期でした。
- 4.ありえないくらい奇跡:ケロロ軍曹のテーマソングをビートクルセダーズと一緒にやったものだそうです。初めて聴きました。
- 5.僕らの合言葉:ケロロ軍曹のエンディングテーマを他の方が歌ったものをセルフカバー。みんなの手拍子も楽しかったですよ。
- mc
- 6.頼りない天使(フィッシュマンズ):CDではバイオリンでしたが、ライブでは坂氏がピアノをアコーディオンに持ち替えてネコナデのネコを表現。
- mc〜弾き語りコーナー
- 7.ルージュの伝言(荒井由美):弾き語りの最初はやはりカバー
- 8.CALLING:NTT西日本コミュニケーション大賞受賞作品イメージソングだそうで、エッセイのエピソードも交えて語ってくれました。
- メンバー紹介by伊賀航
- 9.都会(大貫妙子):オトナっぽく歌いますと言ってオトナっぽく歌ってくれました。
- 10.DOWN TOWN(シュガーベイブ):うって変わってノリノリで。ステージを動き回って歌ってくれました。めずらしい。
- 11.パレード(山下達郎):ヤマタツコーナー2曲目は定番のカバー。
- 12.風になる:そして何の前触れもなくはじめた「風になる」。やはりあやのちゃんを知るきっかけになった歌は聴いているとジンとします。6年前の秋、ラジオで聴いたときの衝撃を思い出しました。
- mc
- 13.Sweet Memories(松田聖子):それにしてもこの歌詞を20歳そこそこの松田聖子が歌っていたわけだな。「あんなには燃え上がれないわ」、と。
- 14.揺れる夜、愛に抱かれて:「愛のラブレター」こと(笑)。あやのちゃんの「ぼく、きみ」から「あなた、わたし」への転換点となった重要な曲ですね。
- 15.戦場のメリークリスマス(坂本龍一):第一部の締めは戦メリに歌詞をつけたこの曲。
- アンコール
- 16.黄金の月(スガシカオ):この曲ほどチェロがないのを残念に思う曲はありません。
- 17.星降る夜のクリスマス:一日遅れのクリスマスプレゼント。トリはこの曲でした。