耳をすませば尾根幹

昨日は、妻のスペシャライズドデイズ前、最後のロングライドのチャンスだったのですが、ぴょんを病院に連れて行く必要があったため午後からのスタートとなりました。
ちなみにぴょんは自分の懸念どおりやはり脊椎疾患。
要は椎間板ヘルニアによる下肢の麻痺でした。
下肢の麻痺が続くようだと排泄にも支障を来すのですが、外科手術は年齢的にもしんどいので薬で治療を試みることにしました。


ということで、14時スタートとなったため50kmを目標に、行く先は尾根幹と定めて出発。


まずはいつものように西調布から多摩サイに入り、関戸橋までCRを走ります。
関戸橋ですでにバテバテの妻に一抹の不安。
関戸橋から聖蹟桜ヶ丘の町へ向かい、ジブリアニメ「耳をすませば」で知られる、いろは坂へ。
じつはこのアニメそんなにはっきりと見てはいないの「おお、これがいろは坂!」とかいう感慨は全くなかったり…。
妻はこの坂を登り切れず、コーチングをしながら上らせたのですが、34T×28Tで上るのがやっとでした。
その謎は後ほど明らかに。


で、そのままここも映画に出てきたらしいロータリーへ。
そのまま愛宕東公園の中の上り基調の緑道を上りますが、ここでも妻はへろへろ。
多摩センターの駅前でドリンクを補給して、乞田川沿いに唐木田まで走ったところで、いったんギブアップ。
唐木田コメダで、愛知県出身者としてはあるまじき「初コメダ」。
ま、普通ですね。


ここで休んだので、尾根幹に入った後のあこべるでブレークというのは無しにして、そのまま尾根幹を走り抜けます。アップダウンの使い方や、エアロフォームなどを教えようとするのですが、ちょっと回復したものの25km/hキープもやっとな妻には難しい状態。


そのまま多摩川原橋まで尾根幹を走りきり、深大寺の湧水で閉店間際ののんびりした雰囲気の中大盛りそばと野菜天をいただいて帰りました。


さて、そこからの帰り、妻から「ねぇ、引き足って何なの?」と。


…どうやら塩ノ沢峠やいろんな坂でアドバイスしていた引き足を妻は全く理解していなかったようです。
ビンディングペダルなのに踏み脚だけで上っていたわけですね。ある意味凄い。
その場で考え方のみ教えて、片足ペダリングに挑戦。

右足は何とか上死点もうまく使える円のペダリングは出来ているようですが、左足では上死点で必ず足が止まる。
こ、これは白馬までになんとかせねば…、と思わせられ、焦るワタクシであります。

走行距離52.5km/h、平均速度18.2km/h、最高速度60.8km/h、獲得標高627m。