さて、今日から平成15年度なわけですが、夜は豊田スタジアムでU-22日本代表vsコスタリカ戦が行われました。
結果はジェフユナイテッド市原・阿部のFKによる1点を守りきれず、後半ディフェンスを崩されて失点。1-1のドローに終わりました。

フル代表同様にストライカーによる得点がなく、ホームで勝ちきれないところは、見てて歯がゆいですね。

また、フル代表と異なるシステムも気になります。せっかく次世代の代表サイドバック候補となりうる、根本、田中隼磨、三田を擁しているというのに。

フル代表の方も中盤にビッグネームを並べただけの、戦術なき戦術でウルグアイに勝ち切れませんでしたが、こちらはもっと重傷かも。
やはり日本では飛び抜けているとはいえ、あの4人の才能だけで世界は勝ち抜いていけない。
ジーコ礼賛の一般紙ではあたかもトルシエフラット3をおとしめるようにオフサイドトラップを「小手先の戦術」とやゆし、オフサイドトラップ禁止令をしいて勝てなかったジーコをそれでも擁護する始末。

DFラインを押し上げてコンパクトなサッカーを構築する上で、システムはなんであれオフサイドトラップは、必要な戦術なのに。
ジーコに手綱を付けられる人間が出てこないと、2006年までに、代表はズタズタになってしまいそうです。

となかなか頭角を表さない若手を見ていて思いました。