川崎3[2-2]横浜FC

先制しては追いつかれ、一度は勝ち越されるものの、見事追いついてアウェイで貴重な勝ち点1を奪った横浜FC。城の欠場で得点力の低下が心配された中4点奪っての引き分けには価値があるんじゃないでしょうか。
soraeで送られてきたスタメンのメールは、
GK菅野
DF臼井、山尾、マシュー、小野智吉
MF重田、眞中、河野、横山
FW大久保、小野信義
となんとDF登録選手が7人。てっきりがちがちに引いて守る7バック?とも思ったのですが、考えてみりゃシゲはもともと右の中盤だったしここはアウグスト対策で左からの展開にかけようといったところだったんでしょう。事実流れの中でアウグストに崩されるというのはほとんどなかったと思います。

そして信義が流れの中で得点し、先制!
と思ったらその直後、センターサークルでボールをもらった川崎・ジュニーニョのドリブルに対し、マーカーについたマシューがずるずると下がったうえにマークの受け渡しがうまくいかず結局豪快に決められます。

ああ、いつものいやなパターンだと思ったところでしたが、追加点は左サイドでギリギリまで球出しを我慢した信義からドフリーの眞中へ。こないだの得点のように豪快に眞中が決めて2-1!

とおもったらまたしてもその直後!
今度はアウグストにFKを決められる。壁の枚数はあっても、防げませんでした。もともとのファールはマシューのもの。今日のマンオブザマッチが大久保だとしたら、戦犯は間違いなくマシューです。

で、結局前半は2-2でハーフタイムへ。
さて後半、15分くらいに右からアウグストの頭に合わされて2-3とついに逆転されます。TV実況もここから横浜の大量失点をあおるかのような実況ですが、何とかしのぎます。
で、河野を下げて増田をトップへ。信義がボランチに回りますが今日は増田はいまいち。途中から出てきた割には動きが悪かったですね。
でさらに、横山、重田に代わり内田、正美を投入。
ボランチ眞中、信義、左に増田、右に内田、トップが正美、大久保という布陣になります。
これがなんと大当たり!
左サイドからのクロスを正美が「珍しく」DFに競り勝ってファーに落とすとそこにはどフリーの大久保が!!
で一閃!同点ゴールです。

川崎はこの後メンバーチェンジで一気呵成に価値にきましたが、こちらもそれをしのぎつつ攻撃に出て結局3-3の引き分け。

この引き分け、城なしでは合格にしておきましょう。
ディルク・レーマンなるドイツ人FW獲得のうわさもあり(なんでもドイツ・ブンデスリーガでは200人から選手が失業中だそうで、だったら今日の戦犯マシューの代わりも見つかるんでは?)、期待も膨らみます。
何しろ次節・ホーム三ツ沢の大宮戦は初の甥覧試合(といってもぼくが甥っ子を連れて行くだけですが)。みっともない試合したらヴェルディやセクシー東京に逃げられちゃいます。
頼むよ!横浜FC