今日から3泊4日で3年ぶりの軽井沢です。これまでの定宿、追分の「ホテル・アクシオム軽井沢」から、今回は20日プリンスホテルグループの千ヶ滝温泉ホテル、21〜22日が「百日荘」http://www.hyakunichisou.comという大人のペンションというふれこみのB&Bに宿替えです。

この百日荘、2年前までとある会社の保養所でして、それを改装してB&Bにしたものです。で、その会社とはぼくの父の元勤め先で、ぼく自身、17年前高校2年生の時に泊まって以来なんですが、それまでは毎年のように泊まっていた場所です。

今回はその百日荘に泊まるのを主目的に長期間(といっても4日ですが)、のんびりすることを目的にしました。

ところが、昨日から台風が近づいているというニュースと気圧の谷を通って本州を縦断するかも、というろくでもないニュース。
心配しましたが、とりあえず出発の時間雨は小休止。9:30頃吉祥寺を出て、一路関越道を軽井沢へ。

途中碓井軽井沢ICの直前でカーステのCDが壊れるというアクシデントはあったものの無事到着。軽井沢に到着すると幸いなことに雨は止んでいます。雨が本降りにならないうちに、ということでまずは塩沢湖周辺のミニ美術館群へ向かいます。

最初に車を止めたのは軽井沢タリアセン。塩沢湖を囲んでペイネ美術館や明治44年間が散在するリゾート施設で、塩沢湖を一周した後、妻の大好きなレイモン・ペイネの絵の世界を堪能します。正直ぼくには「メルヒェン」過ぎてついていけないところと、ペイネのおっぱいフェチなところが気にかかるのですが、ゆっくり昔の別荘を改装した美術館を見て回っているといつの間にか雨は本降りです。

昼の時間なので「湖畔」なる施設内のレストランで昼食を取り、地ビールをいただき、塩沢湖を再び半周して明治44年間の何とか言う人の個人美術館へ。
下のレストランの従業員が客が居ないのをいいことにぎゃーぎゃー騒いでいるのがうるさかったですが、写真撮影禁止でないので、写真を撮りまくりました。

で、タリアセンを出た後は、「軽井沢」文学館へ。お目当ての以前見た片山敏彦の絵はもう飾ってありませんでしたが、高校の先輩である谷川俊太郎の展覧会が開かれていました。

そのあとは「エルツおもちゃの博物館」&「絵本の美術館」へ。
おもちゃの博物館は収蔵品が増えたためかいつの間にかもう1館出来てて、そこが展示コーナーに以前ショップ&ミュージアムだった場所がショップになっていました。
絵本の美術館は天使の特集。展示はそこそこにミュージアムショップと図書館へ行き、じっと懐かしい絵本などを見て回ります。
図書館は言語の絵本が大部分なのが惜しいところです。

ホントの意味での絵本の図書館として整備してくれれば、そこで気に入った絵本を突き詰める、とかあると思うんで、是非そうした整備をしていって欲しいところですね。
で、雨はしとしとと止む気配を見せない中、今度は南へぐっと下って「バオバブ」という和風のカフェへ。妻のお目当てである陶器のカップは残念ながら品切れでしたが、仕入れ先を教えてもらい、また雰囲気のいいお店を堪能して、少し早めですが千ヶ滝温泉ホテルへチェックイン。

温泉にのんびりつかり、バイキングの夕食をいただいてワインを飲んで早めに休みました。