J2第36節 対フロンターレ川崎戦@横浜国際

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横浜FC死のロード第5節は、後半12分眞中が2枚目のイエローで退場するまでは、非常に緊迫した好試合となりましたが、数的不利を克服できなかった横浜が自滅する形でその後ジュニーニョハットトリックを許し2-5で敗れました。このロード中横浜は1分4敗で3得点17失点と守備の崩壊は目を覆うばかりです。

スタメン発表では3バック。
GKに帰ってきた菅野(今日も気合いは言ってました)、DF河野、山尾、早川、MF小野智吉眞中、小野、重田、横山、臼井、FW城、小野信義、と一体どんなフォーメーションを取るのやらといった感じでしたが、蓋を開ければ、智吉が左サイドバックに入った4-4-2でしたが、今までのツインタワーもしくは城とのコンビではなく、信義とのコンビとなるため、城、信義がボールを取りに下がってしまうと奪ったボールを当てる先がないので、横浜の攻撃は20分まで手詰まり状態。

逆に川崎は横浜のバイタルエリアから山根がどっかんミドルで前半6分に先制。その後も川崎が押し気味に試合を進め、いつ追加点を奪われてもおかしくない状況が続きます。

しかし20分に城のもらったファールを広島戦でのPK失敗の責任を取るような形で城が信義にPKをゆずり、しっかりと右隅に決めさせます。
が、27分には今日の再弱点であった右サイドの早川の位置をしっかりと破られ、抜け出したホベルチが勝ち越し点。
横浜側には今日も大量失点のいやな予感が頭をよぎります。
しかし、前半はその後何とか落ち着き、うちの右サイドをアウグストにがんがん破られる以外は、まぁまぁな試合運びで前半終了。

正直言って今のうちの力で前半1-2は合格点上げてもいい出来。

しかし主審の出来はひどかった。後で見たらJ1での主審経験2度目だそうで、判定基準が非常に揺れ動く方でした。

後半ですが、後半からは城もむやみに下がることなく、トップでボールをさばくようになります。正直後半スタートから、真ん中を下げてトップに大久保かレーマンを入れてくると思ったのでしたが、城が自ら修正してきました。
でその城が、後半10分、手数をかけて真ん中に入り込まなかった智吉からのクロスに頭であわせて同点。ゲームは本当に分からなくなったのです。

ところがその2分後眞中が2枚目のイエローで退場。今日はシミュレーションと異議申し立てが厳しい主審でしたが、その傾向をまたも読み切れなかった横浜FC、今日も数的不利で闘う羽目に。

で、眞中の抜けたバイタルエリアは川崎のやりたい放題で、彼のカバーすべきだったところからボールが漏れる漏れる。
実質眞中の退場で壊れたゲームはそのままうちが修正できない(修正する力がないというのも情けない)まま、その後ジュニーニョに3得点されタイムアップ。

退場する前に全てを自らで壊してしまった今までの試合とは違い、何とか自分たちでゲームの流れを引き寄せようとする意気込みは感じた試合でした。
しかし、交代で入ったレーマンは何も出来ず、交代の意味が分かっていたのかどうか、最後に入ったごっさんがただ一人スライディングタックルに行く姿とはあまりに対照的な姿でした。
ごっさんには本当に関心。選手たちに気迫を示していました。

うちは中盤でのプレスが最近あまりに緩すぎです。その結果、最終ラインがいつもアップアップでキーパーが自ら止めに言ってしまうシーンもあり、今日も菅野がイエローをもらうなどハラハラしっぱなしでした。

これでとりあえず4強との対戦は一休み。次からの3戦(湘南、水戸、鳥栖)は、生き残りのためには全試合で勝ち点を上げるのが最低目標。今日のゲームで、退場者さえ出さず、気迫の乗ったプレーをすればうちにもサッカーが出来ると言うことは分かったと思います。

サポも一安心です。
退場者だけには気を付けてください。