サポートミーティング議事録

日時:H15/10/3 18:40〜20:45
場所:ヨココクの中の会議室
参加者:クラブ 辻野氏、運営・落合氏、添田マネージャ
サポーター:開始時で約50名、終了時までに2〜30人増える。
議事:

  • 最初は、意見集約後一括して答えたいとのことだったが、途中から一問一答になりました。
  • まず、海の公園なぎさ広場の件について添田マネージャより協力へのお礼(28名の方から18件の情報が寄せられたそうです)。もともと2年ほど前から交渉していたそうですが、今後は継続的に使っていけるようさらに交渉していくとのこと。
  • 辻野氏よりJ2昇格時に定めたチーム・プロファイルの3ヶ年計画(3年でJ1)を達成できず、成績も低迷していることを謝罪。あらたなプランを立てており、決定次第報告するとのこと。
  • ゴール裏団体との意思疎通がはかられなかったことがバスを囲まれる事態を呼んだのではないかとの質問に、辻野氏が確かに、コミュニケーションがはかられなかったことも多く、こういったミーティングで意見を聞いていきたいとのこと。会社としていまの対応がいいとは考えていないので改善をはかります、とのこと。
  • 選手は何十人も入れ替わっている、監督も毎年変わっている、今回この成績で会社側が役員の減俸や降格だけでは済まない。会社として誰が責任をとるのか?との問いに対して、辻野氏が、責任問題については各方面からとどいており、シーズン終了後どうすべきか検討中。当然なんらかの責任は取る、とのこと。
  • 練見時、サポにあいさつしない選手がいるが社会人としてどうかと思うので、教育すべきとの意見に添田マネージャが、指摘通りで、教育の方法は考えていくとのこと。ソエちゃん個人の意見として、試合前のコールに応えないような選手はいかんし、そういったところが今年の成績につながっているのではと思う、とのこと。
  • 胸が東京の会社、背中が福島というのはスポンサーとしてどうか?だめだというわけではないが、もっと横浜の会社をマメにまわって営業してほしいとの意見に、辻野氏がどのようなスポンサーも大変ありがたいと回答。
  • 夢の島での話し合いで田部強化担当に「なぜ勝てないんだ」と聞いたら「金がないからしょうがない」と逆ギレされた、奥寺社長に「今シーズンこんな成績でどうすんの?」ときいたら、「しょーがねーじゃん。こんなんじゃ」と言われた、リティが福島での試合時に途中で指揮を放棄し、メンバー表の看板の上に座り込んでしまったが問題ではないかとの指摘に、辻野氏が事実関係を確認し報告するとのこと。
  • ソシオ時代は存在した選手、クラブ、サポの間の緊張感がいまは感じられない、このようなミーティングではガス抜きにもならないとの意見に辻野氏が、ミーティングはガス抜きでなく、定期的に「必ず」やります、とのこと(回数については会場の意見を聴取、月イチ案が優勢)。
  • ソシオ横浜・杉山氏より道筋はできており名簿問題などで争っても仕方がなく、またマトモな会社になっていると思うので、グループメンバに加入する事も考えている、協力するとのこと。
  • 会社として人手が足りないならクラブメンバーに呼びかければ応えてくれるサポは大勢いるのだから、積極的に働きかけてほしいとの要望あり。
  • チケット代が高い、マリノスのチケットより高いのは問題との意見に辻野氏が、値段の設定は大変にデリケートな問題なので、よく検討したい、と回答。
  • クラブメンバーの人数を大きく掲げてメンバーの拡充をはかってほしいとの要望に、辻野氏が検討すると回答
  • こんな成績でチームの雰囲気はどうか、選手の連携や監督との関係は最悪のように見えるが、との問いに添田マネージャが、みんなで「ばらばらになってはいけない」といつも話し合っているように、現在ばらばらではなくかえって結束は高まっている。自発的に選手だけで試合後にミーティングを行っている。これはサポーターの行動が選手たちに危機感を募らせたのだろう、自発的に行われ始めたもので雰囲気は良くなっている。

9月は正直しんどい一月だったが、いい方向に行っている、これが1年間続くのが新潟であり、強いチームだと思うので、それを継続させて行きたい、と回答。

  • 夢の島でのバスを囲んだことが、スポンサー、相手チームから抗議を受けた、Jリーグから罰金をとられるかもとも書いてあったが、実際そのようなことはあったかとの問いに辻野氏が、反則金はないと答える。
  • 今年に入って警告が多すぎると思うが、それに対する対応はとの問いに添田マネージャが、これからは個人的なペナルティも含めて強く指導していく旨回答。
  • 今まで出てきた意見はチームが強くなるための本筋の意見ではない。いいスタジアム環境が一番大切。サポの中でも問題はあると思うが、より良いスタジアムをどうやって作り出すかが大事だと思うとの意見あり。
  • 今回の議事と検討結果はいつ明らかにするのか、との問いに辻野氏が「10日以内に回答します」と回答。
  • 横浜FCはプロのチームである。プロのチームとしての姿勢をみんなに提示する必要がある、との意見あり。

今回の議事はおおむねこんな感じです。
最後の意見は最初に出されるべきものであったと思います。
クラブとしてのヴィジョン、具体的に言えば、3カ年計画達成のためのミッションなり観客動員の目標と達成のためのミッションがあるならば、それに対してミッションを果たせたのかどうか、そしてそれが果たされなかったのならなぜ果たすことができなったのか、阻害要因はなんだったのかという検討、そしてその阻害要因を取り除くにはどうすればよいかという検討。これらを示してこそ、これからのチーム作りを云々できると思うのです。
それらを具体的に示してくれという意見が出た時はすでに時間切れだったのは残念でなりません。

そのため継続的にミーティングを行っていくという以外に、あまり実りあるミーティングではなかったと思います。
ソシオ横浜が積極的な協力の姿勢を打ち出したのはちょっとびっくりしました。

きょうはちょっと辛口。でもソエちゃん好青年。
最後のほうで「サポの意見を拝聴するんだから襟元大きく開けてないでネクタイをきちんとっ締めるべき」って怒られてました。がソエちゃんはたんなるホペイロとしてでなく、「マネージャ」としてチームを愛しているんだなぁ、と改めて思いました。