J2第44節 対コンサドーレ札幌@横浜国際

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横浜FCの今季最終戦は開幕戦と同じくコンサドーレ札幌戦。ぼくはかねてから約束していた甥っ子との観戦となりました。12時ころ小机に着きさっそく横浜国際へ向かうとスタジアム内でたかひろさん夫妻とばったり。

で、試合前の応援ではバックスタンド前列にたなびくビッグフラッグを始めて目の当たりに。今回最終戦ということもあってか、バックスタンドも含めたスタジアム全体の応援に統一感があってよかったです。あんなに拍手で合わせる人が多いバックスタンドは始めてみました。

さて、試合のほうですが、とにかく序盤から攻める横浜vsカウンターの札幌という図式がくっきり。
開始1分で早くも信義の1stシュートがバーの上へ。その後も横山のサイド攻撃、内田のドリブル突破と3試合ぶりにベストメンバーを組めた攻撃陣が札幌ディフェンスををずたずたに。
10分くらいにはヨコのクロスを城がヘディングしますが、これはGKのファインセーブにあい惜しくも得点なりません。
今日はうちの菅野、札幌・藤ヶ谷ともGKがとてもよかったですね。どちらもDFのほころびからピンチを招きながらもGKのファインプレーで失点を防いでしました。
15分くらいには信義のパスに城が走りこむものの藤ヶ谷が飛び出してキャッチ。
18分、はやくも札幌に動きが。DF吉川に代わってFW新居が入りFW砂川が中盤へ下がり、バックラインが3枚から4枚に。横浜の左と真ん中からの波状攻撃に耐えられないとの判断でしょう。
20分からしばらくは札幌のペース。22分左サイドを森下に破られりますが、これは智吉がきちんとクリア。24分砂川のパスにアンドラジーニャが走りこみますが、菅野の飛び出しでシュートを防ぎ、26分新居、アンドラジーニャの波状攻撃もスゲがセーブとスゲが大活躍。
すると28分、ヨコのクロスをうっちーがなんとヘディングで合わせて先制!!本人も記憶にないというヘディングでの得点です。

ウチが先制したことで札幌もやっと前がかりになり、堀井、アンドラジーニャ、曽田、森下と次々とシュートを放ちますが、これもスゲがファインセーブで防ぎます。
うちもそれに耐えて城のドリブル突破からマシューのシュート、ウッチーのショートコーナーなどで攻め込みますが、前半はこのまま1-0で終了です。

さて、後半ですが10分に今年最後の締めくくりで信義が意義で警告を受けます。後半に入ってもウチの攻める姿勢は変わらず、前半同様攻める横浜受ける札幌という展開に、ゴール裏に集結した札幌サポのいらいらも募ります。
後半15分くらいにはマシューのヘディング、城のロングシュートがありましたが、これはGKがキャッチ。今日の入場者数の発表があり8,005人。1万人超えはなかったですが、アルフィなしで8000人はまずまずでしょうか?
でいつものごとく後半25分に増田に代わり臼井が入ると試合のスピードが1.5倍速くらいに。スーパーサブとして最高の人材ですが、最初から見たいなぁと言う思いをこんなに抱かせる選手も珍しいです。
さらに28分になんとうっちーに代わり後藤が入り、信義にキャプテンマークを託されます。これがラストゲームかと思わせるような展開ですが、ごっさんはもともと豊富な運動量で知られる中盤のダイナモ。臼井と合わせて試合がガチンとしまります。
相手も28分に砂川→市村、31分アンドラジーニャに代え相川が入り曽田が前線へ上がりますが、札幌の交代は後手後手に回った感じです。
後半33分には代わった臼井がクロスを上げますが森下にクリアされます。
34分にはお疲れ様の横山に代わりフレッシュな吉武にチェンジ。するとその5分後そのツヨがドリブルからクロスを上げファーサイドのコーヘイがシュート。
明らかに交代があたった横浜は後半41分ついに追加点です。エリア内でボールを受けた城が1フェイント入れてシュート、ゴール!!

その後も臼井がドリブル突破からシュートを放つなど最後まで攻めの姿勢を崩さなかった横浜が2-0で最終戦を飾りました。

後半28分のごっさん投入から後半41分の城のゴール、そしてタイムアップの笛を聞くまで、日当たりのいいピッチの上で気持ちよさそうに走るごっさんの姿、臼井、横山、ツヨの気持ちのいいサイドの突破、そのすべてがとてもまぶしくてそこだけ日が当たっているかのようで見ていて涙が出るような幸せな時間でした。
このまま、ずっとこのサッカーを見ていたいな、しあわせだな、と思える時間でした。
こんな感じを味わえてよかったです。いい試合でした。
城(白紙)、ごっさん(来年は×)は来季を匂わせる発言もありましたが、最後のゴール裏でのセレモニーもみんな笑顔で終え、大満足で家路に付きました。