CASSHERN

昨日サッカー見た後、有楽町で昨日から公開の「キャシャーン」を見てまいりました。筋は置いといてその感想を。
「つまらん」

映像はとにかく綺麗で個性的、まさに宇多田作品のPVにも通じる世界ですが、端々にこめられた反戦メッセージだかヒューマニズムに溢れただかのメッセージが青っ白くてみんなけんかはだめだよ、なかよくしようよって、くだらなくてだめでしたね。

綺麗な映像を見たくて1800円払えるなら見ても良いかも知れません。フレンダー、あんだけかよとか、昔のキャシャーンを期待して見にいったら確実に後悔します。そんなの僕だけですか?

で、今日に至っていろんな報道もされているわけですが、ブライキングボスが言ったとおり「裁くのではなく許すのだ」という気持ちでいろんなものを見ても、あの水深2cmくらいのセンチメンタリズム満載なラブ&ピースを「あまりに深くてないてしまいました。」等と言っている20代女性を見るとなると…。こちらも情けなくて涙が出てきちゃうよ。
少なくとも5億だかの制作費を使って映画を作った人間がオハコのことをジュウハチバンと言ってはいかんよ。