J2第17節 対湘南ベルマーレ@横浜国際

tatsumine2004-06-12

写真はこちら

さて今年初めての横浜国際、昨季最終戦札幌戦以来の登場です。
小机の駅から結構な人出がありびっくり。
スタジアムに着くとおりしも、ポンポン持ったお姉さんたちがフィールドに登場。どうやらな○○じさんの熱き要望に応えてチア導入?と思ったら星槎学園チアリーダーさんたちでした。
さてバックスタンドに陣取って、練習を見ていると今日は城がサブ組に、やはり肩をかばいながら練習していますが、走ること自体は大丈夫そうな印象です。大友はチャンスをもらい右サイドのスタメンです。

そして、チアと子供たちが待ち構える中選手入場。キックオフ。
滑り出しはノーマルな4バックで、GK菅野、DF早川、山尾、トゥイード、中島、MFボランチ小野信義、マシュー、右大友、左臼井、トップ下杉本、トップ北村。実質的には前の4人が代わる代わるチャンスメイクする4-2-4-0とも4-2-0-4ともいえる布陣ですが、ファーストシュートは湘南枠の上へ。
どうも湘南も積極的に攻める姿勢がなくアマラオ任せだと判断したのか、2分すぎから早くもトゥイードが前に出て軍曹大作戦開始。
ケガのウッチーに代わりスタメンボランチに入った信義のカバーリングがなかなか良く、そこから臼井へ攻撃もつながる。
湘南はアマラオへボールがわたらず、右サイド18番だけが突っ走る印象です。突破で何度かチャンスを作るもヤマがきっちりケア。対面のナカジもしっかりしたカバーリングしますが、パスで崩さない相手のドリブル突破に対しズルズルとラインごと下がるのは相変わらずよくない!

さて、攻撃面では臼井、烏賊が代わる代わる突破する左サイドが効いています。それに負けじと右サイドで大友も突破。シュートで終えます。今日の大友は威勢の良い突破は数少なかったもののシュートで終わろうという意識が表れていてよかったです。

相手のサイド突破からのシュートは菅野が何本もファインセーブ。
そして25分くらいに左サイドマシューのサイドへのボール臼井が受けて中へ切れ込みシュート、アウトにかかってゴールから逃げるボールになり惜しくもゴールならず。29分にはゴール前の混戦、何本かシュートを打つが相手のクリア。最後の信義のボレーも決まらず。
33分にいったん軍曹大作戦終了しますが、42分再開。アマラオからのチャンスは結局ロスタイムの戻りオフサイドを取ってもらえなかったシーンくらい。得点こそありませんでしたが、危なげなく無失点で切り抜けて、後半の爆発を待ちます。

後半開始は普通のフォーメーションに。大友は相変わらずシュートの意識が高く、いつもは不安定なプレーの目立つハヤも安定したDFです。
そして66分城、ジャンボin大友、ヤマoutで3-5-2に大友は悪くなかったけれどもお疲れ様。その直後相手にドリブルで持ち込まれシュートされますがスゲファインセーブ。

そしてその直後から3本ほど続いたCKのチャンスを72分に右CKからハイボールをニアですらしてマシューが右足でゴール!12180人の観客が歓喜の雄たけびを上げます。

その後はうちのオフサイドとラップがバンバン決まり、ベルマーレの選手が異議でイエローをもらうほど。ウチのDFは相手に得点の匂いすら与えなくなります。
78分には信義out淳吾inで4-4-2に。相手のチャンスを確実につぶしていきます。スゲもファインセーブ連発。

できればもう1点ほしいところでしたが、後半終了間際臼井の絶好の折り返しを大久保股抜き…。決めてほしかった!
ロスタイム2分にも臼井の折り返しをマシューがミドル、しかし結局そのままタイムアップ。
理想的な試合とはいえませんがともかく久々の勝ち星です。
途中で代えられはしましたが大友の得点への意識は結構感じましたし、トップ下杉本の動きもなかなかでした。
北村にはもう少しポストだけでない働きを求めたいですし、信義にもカバーリング以上のものを求めたくなります。
でも今のけが人続出の状況下で選手たちはみんな自分の持てる力を精一杯出して勝利をもぎ取ったと思います。
次は調子に乗ってきた仙台。がんばりましょう。

さて採点。

菅野6.5、ハヤ6.5、軍曹6.0、ヤマ6.0、ナカジ7.0、マシュー6.5、信義6.0、臼井7.5、大友6.0、烏賊6.0、北村6.0、城6.0、大久保5.5、淳吾6.0