C社大興奮社長とU社悪乗り社長

サイバーエージェントの社長もエラくお慶びのご様子で、フェンスによじ登るほど興奮されたご様子。ただしやはり背中の「サイバーエージェント」は…。

で、そんなよじ上っちゃう社長が出てしまうとこっちの社長にそのモノを設置する原因を与えてしまうわけです。

埼玉スタジアムに『レッズの壁』出現!

『レッズの壁』で、埼玉スタジアム(6万3700人収容)がスーパーホームと化す。J1浦和が本拠とする同スタジアムで行う試合でアウエーサポーター席を高さ約2メートル大のアクリル板で囲うことが25日、分かった。

欧州サッカーでは主流だが、Jでは史上初。ピッチに面する最前部と、左右の浦和サポーターとの境と3方向、透明アクリル板で封じ込める。当然敵サポーターの声援は壁に遮られ、ピッチに届かず。前列での大旗使用も困難になり、熱狂的な浦和サポーターの声援が、さらに響きわたる。

「相手サポーターは怒るだろうね。板を叩くくらいしかできない」と犬飼社長。昨年末に約1000万円投入し発注。製作が遅れ、3月5日の鹿島との開幕戦は間に合わないが、4月9日のG大阪戦にはお目見え予定だ。取り外し式で、日本代表やJ1大宮の試合では使われない浦和限定の『レッズの壁』が、タイトル奪取への秘密兵器となる。

あいかわらずサッカーを知らないサンスポの戯言はともかく、アクリル板はヨーロッパでも決してアウェイサポーターに応援させないためにあるわけじゃないよね?
主にアウェイサポをホームサポから守るためにあるわけで、駒場の出島もそういうことでしょ?

本来的にはそんなもの無い方がぜんぜん良いわけで、ホームチームがきちんとサポの誘導も出来ないようなお粗末なゲーム運営しか出来ない、って行ってるようなもんだと思うんだけど、この珍社長の発想は全然違うみたいで。

もう発注掛けてることから分かるとおり、ずいぶん前からの考えみたいで、コチラにも記事がありました。

ところでこれはサポティスタのタレコミ掲示板からの引用ですが、当時チェアマンだった現キャプテンが、2001年6月に鼎談でこう述べてるんですね

「インスペクトすることは大切だが、私が(Jリーグとして)スタジアム内のことについていろいろ口出しするのは極力避けたい。ヨーロッパみたいに、例えば、イタリアのサンシーロインテルミランのホームスタジアム)とかね。ガラスのフェンスを作ったりするのは、日本ではなじまない


中略


「イタリアもオランダも、スタジアムに金網があったりする。僕はね、金網の外から見るなんて絶対にしたくない。みっともないよ。どうしようもなくなったときはそういう決断するかもしれないけれど。みんな同じように悪いことをするとは決めつけたくはない。酔っ払いなどを収容する檻まであるところがあるよね。Jリーグは必要ない。スタジアムごとに各クラブが最善の防止策を考えてほしいし、実際、各クラブはいろいろな策を講じている。例えば、ペットボトルの栓。キャップをはずせば持ち込み可だとかいろいろやっているけれど、ホント、苦肉の策だな(苦笑)。クラブ側が行なうことに関してJリーグですべてを統率したり、変にケチつけたくはない。これまでに、あーしろとか言ったことはない」

そう、みっともない。みっともない上に、これを安全管理のためではなくスタイルとして、またはアウェイサポ隔離のために行うというところがセンスがない。2004年シーズン2ndステージチャンピオンとして星をユニにつけて戦う(苦笑)チャンピオンチームとしては非常にこすい態度で気に入らない。けど、Jリーグの(動員)優等生の浦和としては我を通しきっちゃうんだろうなぁ。ま、J1に上がらない限り、さいたまスタジアムでレッズと戦るなんてないだろうから、関係ないけど。


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