つじあやの@上野恩賜公園野外ステージ

tatsumine2005-04-01

「春風爛漫」meets AJINOMOTO SOUND SEASONINGを聴きに上野水上音楽堂に行ってきました。10ヶ月ぶりの生あやのです。さてここから先はネタバレなので、ライブの模様を知りたくない人は、この先は見ないでください。
つじあやのはじめての野外ワンマンライブ(といっても屋根つき)は桜満開が期待されましたが、残念ながらまだつぼみ。ついでにまだまだ夜は寒いので薄着のあやのさんもバンドメンバーもかなり寒そう。
告知されていた全員プレゼントは、酒マス?と「もちもち野菜」なる栄養機能食品。
見当で1000人弱の観衆は7:3で男が多いというシェルターの時の客層が6:4でしたのでさらに男独り比率が増えているようです。ぼくの前のベンチもカップル、男独り、男独りって感じでしたし。男のみ5カップル4女のみ1って感じでしょうかね。

18:30に開演するとまず出てきたのがなぜかパパイヤ鈴木とクリス智子
というのも今回のライブは、J-WAVEのSOUND SEASONING(毎週土曜日18:00〜18:54)とのジョイントイベントで、明日(4/2)と来週の土曜日(4/9)の2回連続で今日の模様が放送されるそうです。

そのおかげでマエセツ・パパイヤ鈴木の仕切りで始まったライブでした。
セットリストは、

1.春は遠き夢の果てに
2.クローバー
3.年下の男の子
4.恋のささやき
5.風になる
6.たんぽぽ
7.ブルー
8.春色のワンピース
9.春風(新曲。まさに小西康陽ワールドな曲です)
10.パレード
11.黄金の月(ステージ下の池に反射した照明がステージ天井で揺らめいてきれいでした)
12.想い出
13.桜の木の下で(サビでステージの壁に桜が一面に映りました)
〜アンコール
14.ありきたりなロマンス
15.たましい(featuringパパイヤ、クリス)

いきなりパパイヤ鈴木が、そしてクリス智子が現れたステージ。しばらく2人の喋りがあって登場したあやのさん。白いクルーネックシャツ(胸周りがきらきらしてた)のうえに桜色のワンピース、赤い靴に桜柄の足袋という桜っぽい衣装で登場。バンドメンバーもそろいのピンクのボタンダウンという桜のイメージ。
3人での絡みの後、徳沢青弦(アノニマス)のチェロの音色で始まる「春は遠き夢の果てに」でスタート。徳沢氏のチェロのねいろはホントにあやのさんの声やウクレレの音色のぴったりなのです。しっぽりと唄い終えた後、「寒いけれど楽しんで行ってください」と「クローバー」、「年下の男の子」を続けて。ここで初めて観客からも手拍子が入ります。

さて、ここでチューニングタイム。チューニングしながらのあやのさんのMCなわけですが、チューニングしながらのおしゃべりがたどたどしくてかわいらしいです。
で、次が「恋のささやき」、「風になる」。やはり出世作なだけに、みんなのノリも違います。

この次が弾き語りコーナーなのですが、またしても準備しながらのMC。チューニングしながらのMCを努力はしているけど…というお話し。野外の会場ではウクレレのチューニングが狂いやすいそうです。しょうが湯をごくりと飲んだ後「たんぽぽ」。今年は1年をカレンダーのように季節を感じる歌を歌っていこうというのがテーマだそうで、その中で5月の歌「ブルー」。

弾き語りコーナーが終了して、バンド再登場。キーボード?(分からなかった)、ドラム?(分からなかった)、ベース伊賀航(benzo)、チェロ徳沢青弦(アノニマス)、とメンバー紹介のあとバンドで再開。春らしい曲ってことで「春色のワンピース」から4/6発売の「春風」。これはまさに小西康陽ワールドな曲ですね。ちょっとアップテンポなところが新境地ですが、あやのさんにはちとキツいというのが正直な感想か?ただし自分にないところを出すという意味ではすっかり定着した「年下の男の子」と同じともいえますね。で続けざまに「パレード」とつづいて後半のコーナーへ。

よほど寒いのか、指の付け根をぐりぐりすると血行が促進されるとボイトレの先生に教わったそうでMCで「やってみ」と思わずタメ口。で実際にちょっと寒気を紛らすのにストレッチを始めるあやのさんでした。
そのあと、救急車が去るのを待っている時にさらにカイロを持ってる人というネタで思わず「私も…」とカイロを貼っていることを暴露。そして「ものすごい気を取り直して」、「黄金の月」このとき、水上音楽堂には、ステージ下に池があるのですが、ここに反射した照明がステージ天井で揺らめいてきれいでした。続けて「想い出」そして最後の曲が、「絶対唄いなぁと思っていた」という「桜の木の下で」。このときサビでステージの壁に桜が一面に映りました、やはりジーンと来ますね。

そしてアンコールでは、春爛漫T-シャツとパーカで現れたあやのさん。「ありきたりなロマンス」をやった後、パパイヤ、クリスを交えて春風爛漫にかけて「せぇの、よいしょー!」と美酒爛漫の鏡開き、最後はパパイヤ、クリスをバックコーラスに交えてみんなで唄う「たましい」でライブは終了。

出口のところで鏡開きした爛漫をプレゼントでもらったマスで振舞ってもらって帰ったのでした。ちょっと寒そうだったのと声がかすれ気味なのが気になったけど、相変わらず、かわいらしくて、そしてココロに染み渡る歌声を堪能した1時間半でした。<<