【巡業中】ハンブルガーSV【ハーエスファウ】
浦和レッズ (0-1) ハンブルガーSV
得点
- HSV ラインハルト(20分)、セン(90+1分)
レッズは3-5-2、HSVは↑にあるように3-7-0。ではなく、4-5-1でした。ファンデルファールト来て無いんだ…、残念。
さいたまスタジアムでの試合でしたが、お客さんが少ないですね。せっかく独逸からはるばるやってきてくれているというのに、Jの試合より少ないって一体…。しかもいつものコールやチャントも聞こえず静寂のスタジアム。
前半ヴァインリッヒの左からの長めのFKに長身DFラインハルト*1がファーサイドでアルパイの前に入りHSVが先制。
対する浦和は、エメルソンが左サイドを中心に何度も突破を試み、鈴木啓太もこぼれ球を拾ってのロングシュートや展開でかなり効いていた、元仙台の西谷が左サイドで結構よかった印象がありますが、その他の選手では、長谷部が完全に消えていたのと、相手のモレイラが田中と同じくらいの身長で元気よく走り回っていたのと対照的にバタバタ足の空回りが目立つ感じ。湯浅さん曰く相手に臆しているんでしょうかね?
そのせいかエメにフォローが無く、前半は0-1で終了。浦和の決定機は、エメとのワンツーで田中がフリーでシュートを放つも、右足で中に掛けてしまいポストの右へというシーン*2と、後半終了間際の西谷が左サイドを抜け出し放った強いクロスをエメルソンがアウトに掛けてしまったシーンくらい。
それにしても湯浅さんはやはり相変わらずの「怒涛の解説」です。戦術から、選手の人となりから、ドイツ語の発音講座まで、松木解説の10億倍くらいの密度での解説に思わず、耳が疲れます。
後半も湯浅さんの解説以外はつまらない展開でしたが、ハーフウェイラインでカウンターのボールを受けとったエメがドリブル突破。しかし最後はDF2人が追いついてクリアされます。
26分にも山田からワンツーを受けとったエメがGKと1対1になりますがループを浮かせすぎて、バーの上へ。こういうシーンでループで逃げるのは気に入らないけど、エメしか攻め手がありません。
代わったエスクデロからの展開で岡野が右サイド抜け出して、最後は岡野のシュートというシーンもよかったけど、得点ならず。
後半残り15分は攻める浦和に受けるHSVという展開ですが、とどめはヴァインリッヒのCKから飛び込んできたエレン・センが決めて2-0。結局そのままタイムアップ。
エメの奮闘とスタンドの静寂以外は何の印象も残らないゲームでしたね。