F1異常事態

F1アメリカグランプリ決勝結果
1位 M.シューマッハ(フェラーリ) 1:29'43.181 73周
2位 バリチェッロ(フェラーリ) 1:29'44.703 73周
3位 モンテイロ(ジョーダン) 1:29'50.824 72周
4位 カーティケヤン(ジョーダン) 1:30'21.953 72周
5位 アルバース(ミナルディ) 1:30'28.309 71周
6位 フリ−ザッハー(ミナルディ) 1:30'43.889 71周
以上完走6台
DNF トゥルーリゾンタ(トヨタ)、ライコネンモントーヤ(マクラーレン)、バトン、佐藤(BAR)、フィジケラアロンソ(ルノー)、ウェーバーハイドフェルド(ウィリアムズ)、マッサ、ビルヌーブ(ザウバー) 、クリエンクルサード(レッドブル)

おー、ジョーダン初表彰台!しかも3、4位ダブル入賞!完走6台のサバイバルレースか〜。昔みたいに市街地じゃなくてもアメリカは厳しいねぇ…。
と思ったら、リタイアの14台は周回数「0」?
つかよく見てみれば、フェラーリ1-2、ジョーダン3-4、ミナルディ5-6のタイヤは全てブリジストン…。でニュースをよく見たら

アメリカGP:レース フェラーリが今季初優勝! ミシュランに異例の事態
2005年6月20日(月) 5時30分
(前略)
レースはひとまず全20台のマシンがフォーメーションラップに出て行った。ところが、これを終えたミシュラン勢の7チーム14台はグリッドに向かわずピットへ。グリッド上にはブリヂストンユーザーのフェラーリ、ジョーダン、ミナルディの6台だけが並び、異様な光景のままスタートが切られた。ミシュランが実力行使に出るという、まさかの事態によって、スタート前に飛び交っていたスタンドの大歓声は一転、大ブーイングに変わっている。
(後略)

ミシュランに起きた問題というのは、金曜朝のセッションでトヨタゾンタ、ラルフのマシンの左タイヤにトラブルが起き、ミシュランタイヤユーザに対し、その原因が分からない限り、レース出走を取りやめるよう提言がなされたこと、そしてその原因がつかめないまま、高速コーナーの減速のためシケインの設置を申し入れたところ運営側から拒否されたためとのこと。

6台だけで走ったのね。スロットカーみたいな風景でしょうね。アメリカの観客さんは当然怒って物を投げまくりだったそうですが、1台7億とも言われるF1マシン。当たって壊れたら、弁償できませんのでやめときましょう。

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