Jリーグ入れ替え戦 第2戦

前半終了、柏0-2甲府。柏は攻撃的に3バックを捨てて、右にポッポを配する4バックをしくも、レイナウドクレーベルの強引な突破ばかりが目立ち、逆に甲府は中盤でボールを奪ってからの展開の早い攻めで柏を圧倒。前半10分にバレーが先制すると27分には石原の突破をPA内で倒されて得たPKをまたもバレーが決めて2点リード。
後半柏は1点返すも、すぐにバレーが、スルーパスを抜け出し3点目、さらに永田が2枚目のイエローで退場するとゲームは壊れ、藤田のシュートの跳ね返りをまたもバレーに押し込まれ、さらにさらに、ハーフウェーラインからバレー一人にドリブルで持ち込まれて5-1。

足が疲れた甲府の裏を取って宇野澤が1点返すものの、またしてもその直後左から突破して6得点目。
甲府は点を入れても点を入れても、守れない自分のチームをわかっているかのように、攻め続けました。そしてバレーのダブルハットで6-2の大勝で昇格を決定しました。
号泣するGK阿部とバレーの姿が本当に印象的で本当にうらやましい。

ほんの4年前までは横浜FCにすら安全パイ扱いされ、財政的にも苦しい時期が続いたヴァンフォーレ甲府。海野社長の堅実なチーム作りがついに結実して、甲府のJ1での戦いが始まります。
甲府サポもこれからも大変でしょう。がんばってほしいと思います。

それにしても、柏。今日の試合は自ら壊してしまったけど、J2にきたら脅威だよなぁ。