高校サッカー 準決勝

鹿児島実業 3(1-0)0 遠野

遠野は恒例鹿児島実業の猛攻を耐えつづけましたが前半ロスタイム、鹿実は右サイドからのクロスをためて出したスルーパス。これをオフサイドトラップで交わしたつもりが裏を取られて、迫田に決められて1-0で前半を終わります。
そして後半、10分になったところ左からのクロスを一度はクリアしますが、ディフレクトをまたも迫田がヘディングで押し込んで2-0。
しかし後半16分鳥栖内定のエース栫に大会2枚目の警告。これで決勝出場が消え、思わず涙する鳥栖内定の栫。これで迫田までサスペンドというのを恐れたか23分鹿実は迫田を引っ込めます。
しかし鹿実の攻勢はやまず、27分左からのクロス一人がつぶれたところ、永岩が押し込んで3点目。
終盤は勝利を確実にし、鳥栖内定の栫にボールを集めますが、結局ゴールはなし。このまま3-0で試合終了。
決勝進出は鹿児島実業となりました。しかし鳥栖内定の栫のサスペンドは残念ですね。日テレはカコイカコイてうるさいよ。
それにしても彼が来年は鳥栖でプレーするんですね。新居、鈴木の間に割り込んでくるんですかね?

野洲 0(前半)0 多々良学園

野洲のユニのYASU野路のフォントがフリューゲルスANA SATOのフォントっぽいですね。おまけにスタンドからはカズ・コール。

野洲といえば、個人的に思い出がありまして。
1997年3月神戸出張の折、小学校時代をすごした姫路まで足を伸ばし、父の元同僚と酒席を過ごした後、神戸に鈍行で戻ろうとしたのですが、ぼくのことですから案の定寝過ごして、目がさめたら野洲の駅だったんですね。
で慌てて降りたものの当然神戸まで変える手段などもうなくて、結局野洲のビジネスホテルに泊まって、翌朝始発で神戸に戻ったのです。

そんなことはどうでもいいんですが。
序盤からつなぐサッカーでペースを握った野洲は開始2分で3本のシュートを放つ攻勢。しかしあおきの突破からのシュートもサイドネットをたたくなどして得点にいたりません。序盤多々良は完全に野洲の攻勢と国立の雰囲気に飲まれていました。
しかし、徐々に落ち着きを取り戻した多々良は10分以降平間を中心にペースを握り始めます。
平間のサイドに偏重していたべラン酢を修正するためか多々良が前半のうちに選手を変えてくると、攻められつづけた野洲も早くも33分に瀧川を入れてペースを取り戻そうとします。
そして前半は両者ゴールを割ることなく終了。
後半にはいると野洲がペースを握り、1分平原の浮きスルーから乾のシュートはGKファインセーブ。しかし5分右からの楠神の超鋭角のクロスをニアでスーパーサブ瀧川がたたきつけるヘディングを決めて先制!

しかしその後は青木にボールを集めるもなかなか決められません。多々良もハウバートにボールを集めますが、これも決めきれません。
結局最後はキープに入った野洲が1点を守りきり、見事決勝進出です。

これで大方の予想通り決勝は鹿児島実業vs野洲の対戦に。
ぼくも楽しみな対戦になりました。