ワールドカップ開幕戦

ドイツ対コスタリカの開幕戦は、日韓大会のような波乱の予感も含みつつキックオフ。TBS実況土井のNHK山本アナを意識した詩的な実況を目指しつつバカ丸出しの実況に苦笑しつつ観戦。解説金田さんの苦虫がわかるような…。
新皇帝バラック、はわかるとして、だから旧皇帝ベッケンバウアーの後継者だっつー短絡はどうなのか。ベッケンバウアーリベロだぞ、と突っ込みどころ満載。
金田さんが前線からのクローゼ、ポドルスキーのディフェンスを評価すると、リスタートDFに戻るクローゼを見て
「これがディフェンスにも参加するクローゼの特長ですね」
とやって金田さんにやんわりと
「ここはリスタートだからちがいますけどね」…。
核沢とはまた違った個性的な方でしたね。BSでリティの解説で録画すればよかった(CATVのためチャンネル変えられず)。


さてバラック抜きのドイツはしかし序盤フリングスのあわやというミドルの後も攻めて6分、左を攻め上がってきたラームがペナルティエリア隅に入ったすぐのところでビューティフルシュート。これは右ポストに当たってゴールインするすばらしいゴール。これでドイツ先制。思わず素に戻って「すぅげーーーーー。いやぁすごいシュートだねぇ、絶対取れないよ。」とコメントする金田さんがかわいいですね

コスタリカは5バックでカウンター狙いながら速攻でなくゆったり攻めるため、攻め手がないように見えましたが、12分カウンターから戻りきってないDFラインの裏を取ってワンチョペが老練な抜け出し。レーマンと1対1になって冷静に決めて、コスタリカが1stシュートで同点に追いつきます。

しかしコスタリカのシュートは前半この1本のみ。17分には右でシュナイダーがキープしてマイナスのクロス、これを予期したかのようにシュバインシュタイガーが左からニアへ走りこみクローゼの位置を読みきったファーへのクロス。これは当てるだけで2-1と勝ち越し。

相変わらず遅いドイツDFにはスピードが必要なコスタリカですが、追加点はドイツ。16分左サイドからラームのクロスを真ん中でたたきつけるヘディングシュート。これをたまらずGKはじいたところを自ら足で押し込み3-1。

これで意気消沈したコスタリカをグダグダの展開に持ち込んでと思ったらゲームはまだ終わらず、28分ハーフウェイラインからの展開でセンテーロ、ワンチョペをみてスルーパス。これが決まって3-2と詰め寄ります。

しかし最後はやはりドイツ。42分大会1stシュートのフリングスが左からのボールをミドルゾーンで思い切りシュートし、これが入って4-2で勝負あり。
実況を除いては面白い試合でしたね。