熱戦 ベスト16

メキシコ 1(延長)2 アルゼンチン

攻撃的な両チームの対戦は、前評判に違わぬ熱戦。
先制したのは一般マスコミでは苦戦が予想されたメキシコ。
6分右からのFKをニアですらしたボールをファーでマルケスがたたき込んで先制。
対するアルゼンチンもすぐに追いつきます。13分右CKをニアでDFがクリア、これ放っておいてもオウンゴールだったような気もしますが、これをクレスポが触ってコースを変え、同点ゴール。

前半早くに1点ずつ取り合い、その後も双方チャンスを作り合う攻撃的な展開。特にメキシコは早めに選手交代してペースを握ろうとします。後半週
終盤、GKアボンダンシェリからエインセへのパスをトラップミスして奪われて1点確実なところをチャージで倒しますがこれがイエロー。レッドが妥当なプレーだったと思います。

さて後半、アルゼンチンはクレスポテベスカンビアッソアイマールサビオラ→メッシと矢継ぎ早に交代。しかしターゲットがいなくなったことで。崩しのベースがなくなり乱戦に拍車が。お互い疑わしいオフサイドもあり、特にメッシへの横パスがオフサイドに取られたのは疑問でしたが、試合は延長戦へ。

延長前半8分左をオーバーラップしたソリンからのアーリークロスマキシ・ロドリゲスが中へ絞ってミドルシュートをゴール左上隅に突き刺してアルゼンチンがリード。しかし延長戦は15分×2です。その後はメキシコも攻め込みアブナイFKも与えます。双方体力の限界の中アルゼンチンが守りきり準々決勝へ進出。

ドイチェ 2(2-0)0 スウェーデン

前半8分フリンクスのフィードからバラックのスルーにクローゼが抜けだしシュート、これをGKはじいたところポドルスキが押し込んでドイツ先制。
12分クローゼがラインの手前でボールを受け取り、どのままディフェンダー3人を引きつけて左へ流れて、右のポドルスキーへ、ポドルスキー難なく決めて2人の力で2得点。

35分ルチッチが2枚目のイエローで退場になり、ますます苦しい。ラーション、ヨンソンが1列下がりイブラヒモビッチの1トップに2シャドーが絡む形ですが、1枚少ない不利は否めず、前半のシュートはスウェーデンの2本に対しドイツの14本と圧倒的。

後半ラーションが倒されて得たPKを自ら蹴るところでなんとベンチがメンバー交代、これで集中をそがれたラーションは大きく外し、これで勝負ありか。合計で26本対5本のシュート数となったこの試合、一人少ないながらその後1得点も許さなかったスウェーデンの健闘が光った試合でした。

これで準々決勝の組み合わせがドイツvsアルゼンチンとなりました。個々は予想通りですが、是非いい試合を期待したいですね。