ワールドカップ
イタリア 1-0 オーストラリア
序盤からサイドから体格を生かした突破でイタリアを凌駕するオーストラリア。
対するイタリアはデルピエロがやはりフィットしていない印象。
突破に対してある程度体を張ったプレーではじき返すイタリアのディフェンダーを見て、ヒディンクは後半から、ゴリゴリにせめて前線でダイブさせる作戦にシフト。
これに見事にはまってしまったマテラッツィが後半開始直後得点機会阻止で一発退場。イエローが妥当なファールでしたが、見事なヒディンクの勝ち。
4年前同様の注文相撲で数的優位を得たオーストラリア。かさにかかって攻め立て、再びイタリアのディフェンダーを餌食にすべく、ゴリゴリ攻めて前線でダイブ作戦を継続するも、さすがにこれはやりすぎ。
逆に後半ロスタイムに、スライディングをよけたグロッソが横たわる選手にわざと躓きダイブ返しでPK獲得。審判も見事な帳尻あわせですが、このPKを見事に王子が決めてイタリアが準々決勝進出です。