アジアカップ予選アウェイ イエメン戦

とんでもないピッチコンディション。
芝生は浮き、剥がれアンジュレーションは酷くグラウンダーはぴょんぴょんと跳ねる。
つなぎながら走る日本のサッカーにとって非常に厳しいコンディションに加えて2300mという高度がもたらす疲労
日本はゲーム以外の要素で苦しみながらも新しい戦力の力で中東アウェイ連戦を1勝1敗で終了。本大会出場をほぼ確実なものにしました。

発表スタメンからの予想は阿部を左ストッパーに置いた3-5-2の1ボランチ。しかしイエメンがFW1人を前に残した9-0-1のフォーメーションを組んできたため、ゲーム開始時から、加地、あれがSB、阿部がボランチに入ってのボックス4-4-2にシフト。

先述のピッチコンディションに苦しみボールがコントロールできない日本ですが、31分には右から田中の早いクロスを中で巻がフリーでヘディングも枠左へ。
35分右からのあれのFKはファーで阿部がヘディングも枠上。
40分巻、達也とつないで遠藤から加地へ、しかし加地のシュートはフカしてはるか上へ。
チャンスは作れるものの無得点で前半終了。

後半開始から達也に代えて寿人を投入した日本。しかし寿人と巻で作るチャンスを決めきれないまま、20分を過ぎると日本の足が止まり始めます。
26分には遠藤のドリブル突破を起点に、巻、寿人のダイレクトプレーから再び遠藤へ、しかし遠藤のシュートは大フカし。

決めきれない展開に早くも棟梁を上げていた日本ですが、ここで羽生に代えて我那覇投入。我那覇、巻の2トップに左に流れる寿人という3トップ的な布陣に。
すると巻、我那覇、巻とつないでのシュート。さらに38分左FKをファーで巻がヘッド。

なかなか局面を打開できない日本ですが、引き分け名雰囲気濃厚な46分、左クロスに巻がニアで落として、中我那覇、ファー棟梁へ。最後決めたのは中の我那覇。我那覇の代表初ゴールで、日本はやっとこさ先制。

その後は巻に代えてAマッチ初出場の梅崎が登場。Fファンにも感慨深い梅崎君の初出場。左サイドに張ってしっかりとボールキープする場面もあり、このままタイムアップ。なんとかつかんだ勝ち点3でほぼ予選突破は確実に。

今日も課題は両サイドでしょうね。あれ、加地の効いてなさは深刻でした。大悟、梅崎のサイドを、余裕の出た今後の試合では見てみたいものです。