なでしこリーグ・TEPCOマリーゼ2部降格

マリーゼまさか…涙の降格/なでしこ


マリーゼHP、最終戦レポート
 マリーゼ2部降格−
 今シーズンから取り組んだ新しい攻撃戦術と、主力の相次ぐ怪我によって余儀なくされたポジションチェンジで生じた僅かなズレ、そして狂いはじめた歯車…。マリーゼはそのズレをとうとう最後まで修復できなかった。また、不運もあったが、勝てる試合で勝ち点を逃すことも多かった。
 マリーゼは、降格という事実を受け止め、再び福島の地に力強く爽やかな風を吹かせるために、今からリスタートする。

昨シーズン、ベレーザTASAKI、レッズという強豪と互角の戦績を納め4位につけていた福島県Jビレッジを本拠とするTEPCOマリーゼが、なでしこリーグで最下位が決定し二部落ち。
2001年代表DF大部、宇野、宮崎、さらに青いひもパン・FW丸山桂里奈を擁し、それ以外にも各年代代表経験のある選手を擁するマリーゼですが、なんとリーグ戦を1勝6分10敗という成績で終了。けが人の影響やモメンタムにより成績が左右されやすい試合数の少ない厳しいリーグの怖さを見せ付けられた形です。

選手だけでなくサポーターの落胆はいかばかりかと思います。来年チーム大差詠がどうなるのかという心配もあります。
TASAKIのように実業団チームとして根付く可能性のあるクラブですので、できる限り今の体制で会社のサポートもお願いして、主力選手の残留も図ってなんとか1年で復帰できるようがんばって欲しいものです。

特に福島は、福島FC消滅以来、サッカー不毛の地であり、ここ数年でやっと郡山のユンカース*1、いわきのアビラーション、さらに郡山北工高のOBチームからJを目指すクラブへと脱皮を図りつつあるビアンコーネ福島(旧ノーザンピークス郡山)と3チームのJを目指すクラブが存在し、なんとかサッカーを根付かせようとがんばる福島のサッカー人が努力する中、その火を消さないようにお願いしたいものです。

参考blog

*1:現在名称変更検討中