アジア大会 vs北朝鮮

開始早々3分、辻尾がエリアギリギリで相手選手のユニを引っ張って倒してFKを与え、これを直接決められて先制される。
7分に右からのクロスにファーで一柳が飛び込んで同点に。主審のジェスチャーが明確でなく北朝鮮の選手も日本の選手も思わず真ん中での平山のファールかと思ったようですが、ゴールが認められました。

簡単なコンタクトプレーで笛を吹く審判のレベルもどうかと思いますが、過去2戦でその傾向をつかみながら、きちんと対処できない選手の幼さは心配です。
直後にも水本が同じように危険な位置で相手にファールを奪われます。

日本は同点でよいのに、危ないプレーが続きます。DFは不用意なファールと意思の不明確な中途半端なクリアを続け、攻撃面では、増田はとにかくズドンズドンとミドルを試みるばかりで、両サイドを突破しても、平山にうまくボールが収まらない。
もったいない展開で前半は1-1で終了。

後半18分またもファールで与えたFKを直接決められて勝ち越され、その後は矢継ぎ早の攻撃的な選手の投入も実らずに日本は1-2で北朝鮮に敗れて、アジア大会予選敗退が決まりました。最後は時間を考えずに後ろでボールをまわしているところでタイムアップという、試合を作れない幼さを象徴するような試合終了の瞬間でした。

U-23の大会でさらにオーバーエイジも認められた大会に、純粋にU-21で参加している日本。ハンデがあるのは当たり前ですが、とにかくDFの崩壊具合と不必要なファールの多さ、平山に頼った攻撃の手数の少なさは深刻です。
反町さんはもう少し考えたほうがいいよ。カレン、前田等ハナクソ王子以外にもいい選手はたくさんいるんです。動かないでかいの使い続けたって仕方ないです。