ナビスコカップ第2節 対ジュビロ磐田@三ツ沢

tatsumine2007-03-25

横浜FCはホーム三ツ沢で強豪ジュビロ磐田ナビスコカップ第2節を戦い、急増2トップの献身的な走りから後半序盤に続けざまの2得点で快勝。
攻めの形も見えた試合は結果も収穫もたっぷりでした。

横浜FC 2(0-0)0 磐田

  • 19:00キックオフ 三ツ沢球技場
  • 得点
    • 横浜 シウバ(55分)、奥(56分)
  • 警告
    • 横浜 シウバ(55分)、根占(64分)
    • 磐田 成岡(30分)
  • 出場選手
    • 横浜 GK菅野、DF小野、早川、小村、和田、MF山口、根占、滝澤(72分 薮田)、奥(87分 鄭)、FWシウバ、難波。 <サブ>GK小山、DF中島、秋葉、MF玉乃、アドリアーノ
    • 磐田 GK佐藤、DF鈴木(HT 大井)、田中、村井、マルキーニョス、MF成岡、山本、ファブリシオ(37分 犬塚)、船谷、FW太田、林(76分 中山)。 <サブ>GK八田、DF茶野、MF松浦、FW山崎。

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カズ対ゴンの構図を期待した人も多いんでしょうが、磐田・中山はサブに入ったもののカズは発熱で出場回避、さらに久保が右足首痛で欠場の横浜。
大分戦後の観戦記で書いたうち、根占、難波は先発、ヨンデはストッパーでなく控え、アドリアーノの代わりにシウバが先発で、442の布陣。


ゴール裏にはJ2優勝シャーレが飾られ、少ないながらもそこそこ埋まった三ツ沢。
試合開始からシウバ、難波が前線で動き回りチャンスを作ろうとします。
対する磐田は前線で林がいい動きを見せるもののなかなか横浜のサイドを破れません。特に和田の右サイドが有効で相手の左に何もさせない展開です。

中盤では根占が山口以上の積極的なプレーを見せて幾度となく前線にボールを供給。

13分のクロスからの攻め、ロングボールのせめぎあいからのタッキーのシュート、29分和田の有効なアーリークロスと惜しいプレーを連発。

磐田は早々にファブに代え犬塚を投入する非常事態。39分には奥の右サイドのキープからの浮き球をヤマがボレーを見せて三ツ沢を沸かせます。


このままいい流れで前半を終了。このままならいつかゴールが決まりそうだという期待感の中、磐田は
またもアクシデントか、後半から鈴木に代え大井を投入。
後半も相変わらず動きのいいシウバを中心に攻める横浜。難波の前でのインターセプトからのシュートの直後の10分、タッキーの左からのクロスにファーで合わせたのはシウバ!
再三いいプレーを見せていたシウバ、無駄走りが実った喜びか、パンツを脱いでセレブレーション、もちろんこれはイエロー。

そして直後のプレー、難波が相手のパスミスを奪ってから右の奥へボールがわたり、優しく蹴り込んだループシュートは転々とゴールへ!
波状攻撃で横浜が2-0とリード。


俄然前がかりになるジュビロに対し横浜は引き続きシウバ、難波が走りまわってゲームをつくります。


横浜はタッキーに代えてヤブ、ジュビロも林に代えてゴンを投入。ゴンの投入で活性化したジュビロ前線ですが、そこはリードも奪いブーイングも受けて乗ってきたスゲがファインセーブを連発。

ヤブのCKをファーでフリーのオムさんが決め損ねたプレーの直後、右からカウンターであげられたクロスを二度にわたってゴンに押し込まれそうになったシーンもスゲがしっかり対応。


最後は奥に代えてヨンデを投入し4312にした横浜が完璧な守りでジュビロを押さえ、このまま2-0で勝利。

最終ラインでのねばり強い守り、次から次に後ろの選手が追い抜く動き、根占、ヤマのドイスボランチのすばらしいゲームメイク、そして何より前線の2人の積極的な走りが今日の快勝を呼びました。


ゲーム後のお立ち台には2点目を決めた奥が初登場。照れながらしっかり「ヨ・コ・ハマ!」コールをしてくれました。

次節はナビスコに入り調子を落としている名古屋とのリーグ戦。難波、シウバが素晴らしい出来だっただけに、久保が戻ってこれるとなると悩ましいのですが、2連勝のホーム三ツ沢でいい流れのまま快勝と行きたいものです。

採点です。

  • 菅野 7.0:ゴンのシュートを2度に渡りスーパーセーブ。そのほかでも好プレー連発。
  • 和田 6.0:右サイドを制圧。ただし細かいミスも。
  • 小村 6.0:相手前線にプレーをさせず。
  • 早川 6.5:DFだけでなくフィードにもさえを見せた。
  • 小野 6.0:タッキーを追い抜く動きを幾度となく見せた。
  • 奥 6.5:機を見た動きでチャンスを作り、抜け目なく2点目を奪った。
  • 根占 6.5:山口かと見まごうボールさばきと積極的な攻撃参加は、新たなオプションを予感させた。
  • 山口 6.0:根占の影に隠れながらもしっかりと好守に絡んだ。あのボレーは決めてほしかった。
  • 滝澤 6.5:サイドを破られることが多かったが、しっかりと仕事をするところはさすが。
  • シウバ 7.5:献身的な無駄走りは驚異的なスピード。しっかりとそれが実った。イエローはご愛嬌。
  • 難波 7.0:得点こそなかったが、献身的なチェイスと、積極的なプレーで前線を活性化。
  • 薮田 6.0:与えられた役割をしっかりとこなし、前線でのボールキープもこなした。
  • 鄭 6.0:クローザーとしての役割を見事に果たした。

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他サポさん