ご冥福をお祈りします。
クラブからメールがきました。
昨季、横浜FCのJ1昇格に多大なる貢献をしたアレモン選手(パルメイラス所属)が、7日深夜、ブラジル・リオデジャネイロ州で交通事故死されました。心からご冥福をお祈り申し上げます。
尚、チームとして三ツ沢公園球技場AB席入場口前に献花台を設けて、故人への追悼の意を表します。
日時:7月9日(月)、7月10日(火) 18:00〜〜21:00
場所:三ツ沢公園球技場東AB席入場口前(ホームゴール裏)
急な訃報などないものですが、とにかく驚き、そして泣きました。
アレモンは昨年夏から横浜FCに加入し、24試合に出場して驚異的な決定力で18得点を上げて、横浜FCのJ1昇格に多大な貢献をしてくれた選手。
24試合1620分の出場で18ゴール1アシストシュート数80シュート決定率23%、90分平均得点1.00という決定力。
契約非更新時の日記を引用します。
6月にチームに合流し7月1日25節横浜国際でのヴェルディ戦の後半28分にカズに代わり初出場。
続く柏戦、鳥栖戦は交代出場だったものの7/22の29節湘南戦に初先発すると39分に加入後初得点。30節愛媛戦、31節徳島戦、33節草津戦、34節山形戦(2得点)、35節仙台戦、36節札幌戦(2得点)、38節ヴェルディ戦と先発10試合で10得点という驚異的なペースで得点を量産。
ポストプレーとディフェンスは城に任せて、ロングボールやスルーパスに反応してラインの裏を抜け出すプレーに優れ、J2各チームのDFラインを翻弄。カズ、城の前線からのディフェンスと2ラインのディフェンスによるポゼッションサッカーにカウンターサッカーを加味し、横浜に足りなかった爆発的な得点力を与えてくれた選手でした。
ポストプレーに優れた城、素晴らしいクロッサーのトモキチ、早川のロングフィード、ヤマのスルーパスとの相性もはまり、京都時代からは想像できないプレーを連発してくれました。
追記すれば、10月28日日立台での柏戦1対3から82分、84分の連続ゴールで昇格を決定づけたゴールと、11月26日、優勝と昇格を決めたアウェイ鳥栖戦の決勝ゴールは、横浜サポの心に永遠に残るゴールでした。
契約面で合意に至らず、一緒にJ1を戦うことは出来ませんでしたが、アレモンがいれば、と何度横浜サポは考えたか分かりません。
最終戦愛媛戦後パレードで騒ぎまくり、スゲと一緒にJ2優勝シャーレを投げようとしたり、ヒーローインタビューで、「オマエニクワセルタンメンハネエ!」と笑わせてくれたり、横浜サポから愛された選手です。
在り来たりですが、アレモンには本当にありがとうといいたい。
あなたと戦えて本当に良かった。
あなたと戦えたことを僕らは決して忘れない。
天国で好きなだけ大好きなサッカーをして待っててください。
ありがとうアレモン。
また会おう。
あなたの笑顔と僕らにくれたゴールを決して忘れず、あなたが僕たちに与えてくれたJ1という舞台を決して手放さないようにがんばります。
J2優勝シャーレをフリスビー代わりにするアレモン
柏戦の2点目
柏戦の3点目