親善試合 A代表vsカメルーン戦

エトオが左サイドにはってプレイメイカーに努めたこともあって、カメルーンの前線に怖さがないことはありましたが、アフリカ最強のカメルーン相手に中沢、釣男がしっかり守って、セットプレーをしっかり決めて2-0の完勝でしたね。

序盤トラップが大きい印象を受けましたが、カメルーンの出足も悪くことなきを得るシーンが多く見られました。
しかし時間を経るに従いカメルーンもボールをインターセプトする機会が増えてきました。
大久保はサイドではもったいないくらいの働き、前田は自ら得点を狙う動きはなかったですが、ポストに徹していましたね。しかし10分の遠藤からのクロスにニアでフリーになったシーンは決めてほしかったです。

日本がボールを支配する時間が多かった前半ですが、24分先制点は遠藤が左サイドから蹴ったFKを釣男がニアでバックヘッドですらしたボールがそのままゴールに吸い込まれたもの。見事なFKでした。
前半は1-0で折り返し。


後半は前半ずいぶんゴリゴリやられた駒野に代えて今野を左サイドへ。さらにカタを強打した大久保から山瀬、田中から寿人、前田から高松と矢継ぎ早に交代カードを切りますが、後半の日本はカメルーンにボールを支配され、チャンス自体作れません。

しかし試合終了間際の43分釣男が上がって囮となった右サイドからの低いCK。DFがクリアをミスしたこぼれを山瀬が豪快にミドル、GKは触ったのですがボールの勢いが強くそのままゴールイン。日本は望外の2-0と言うスコアで勝利しました。

ミスも多く、カメルーンのコンディションも上がらない中での試合でしたが、新しい選手のフィットもまずまず。今後に明るさの見える勝利でしたね。