J1第29節 対ヴィッセル神戸@ホムスタ
横浜FCはアウェイホムスタで同じ今年昇格の神戸と戦い、前半早々に先制されると、そのまま0-3で敗戦。16位大宮が勝利して勝ち点27としていたため、残り5試合を全勝しても最高で勝ち点26の横浜FCは札幌の4試合を抜いて、5試合を残してのJ2降格決定と、史上最速の降格となりました。
神戸 3(1-0)0 横浜FC
- 16:00キックオフ ホームズスタジアム神戸 入場者:12,318人
- 得点
- 神戸 古賀(9分、63分)、田中(83分)
- 警告
- 横浜 小村(55分)、吉野(56分)、マルコスパウロ(89分)
- 出場選手
野智行、マルコスパウロ、奥(HT 呉範錫)、FW藪田、西山。 <サブ>GK小山、DF秋葉、MF山口、山田
0-3の無得点試合で降格決定。最後は今年のウチの試合を象徴する試合でした。
城の引退、アレモン、アウグストの年俸高騰による引き留め失敗により攻撃のキーマンを一気に失った今年の横浜。
厳しい戦力で臨んだJ1は、実際予想を遙かに上回る厳しい世界でした。
エースストライカーともくろんだFW久保は故障で3月の1ヶ月、実質開幕浦和戦しか戦力として機能せず、攻撃のキーマンともくろんだ奥は、予想以上の劣化と無気力プレーで僕らをいらつかせました。
ナビスコ1試合のみのアンデルソン、ナビスコでは活躍したモノの、監督のお眼鏡にかなわなかったアドリアーノ、故障して帰国時に交通事故を起こしたシウバ、さらにカタタウと外国人選手の誤算、さらには後半戦の反攻に不可欠だったエース難波をアゴの骨折で失うという、2年目監督には必要以上の試練でした。
攻撃で起点を作れないチームは、守備の負担も増えてハマナチオは崩壊しました。
それでもダービーの惨敗を経て生まれ変わろうとしていた横浜。
パウロ、ボムソクという新戦力も急速にフィットして、続く3戦でいい形を見せたチームにいきなり突きつけられた現実。
開幕戦のスタメンでもスタメンをつとめたのはスゲ、早川、小村、和田、藪田、奥の5人ながら。シーズンフルで戦えた選手はこの中でスゲと和田、ハヤの3人。
あまりに厳しい戦いでの敗戦の責を問われ監督は職を追われました。
フロントは誰一人責任を取っていません。
そして、代わりに来たジュリオレアル監督は一つの勝ち点も僕らに与えることなく、それどころか就任以来7連敗でその間1得点しか奪うことが出来ず、史上最速の降格をプレゼントしてくれました。
厳しい戦いだったのは事実だし、僕らの実力にはJ1の舞台はまだふさわしくなかったのかもしれない。
しかし、良い流れをぶち切ったジュリオレアル、そして彼を呼んだフロント、お前らは今すぐに取るべき責任を取るべきだ。
これからの残り試合、サポーターはどうチームを応援していけばいいのか懊悩しながら試合を見ることになるでしょう。
だけど、チームがある限り僕は横浜を応援し続ける。
来年1年またJ2で頑張ろう、みんな。