響かない届かない〜大宮戦

tatsumine2007-10-27


横浜FCはJ1第30節を大宮アルディージャと今年最後の三ツ沢で戦い、残留を争うチームに勝ち点3をプレゼント。

ボールが止まりボールコントロールに苦しむ展開で、前半終盤までは相手にシュートに打たせないゲームでしたがミスが2つ続き、そのうち1本を小林に決められてしまいます。

横浜もカズのカウンターからチャンスを作りますが、カタタウへの早いクロスを選択し、チャンスを逃してしまいます。

後半はいいところなく両チーム無得点。

試合開始前とハーフタイムはひたすら「坂本やめろ」コール、試合中は「三ツ沢の歌」のみを歌い続けたゴール裏は、試合終了後も「坂本やめろ」コールを繰り返し、選手とともに挨拶した坂本社長を糾弾しました。

選手は応援したいのに、社長は糾弾したいジレンマにも陥る展開の中、それでも坂本社長に批判の声を送り続けましたが、挨拶でも「来年もがんばる」と明言した社長にはブーイングが浴びせられました。

強い風雨の中、早めに抗議行動は切り上げられましたが、今後も抗議の声を上げていきましょう。

写真は「坂本ヤメロ」のゲーフラ

くしくも1年前の同時期、10月28日には快晴の日立台での柏戦の引き分けで昇格を確信する試合を見せてくれたわがチーム。1年前とはえらく違う風景です。


社長だけに辞任を求めて、社長だけが責任を取ればいいのか、降格したのは選手、フロント、サポーターみんなの責任だ、と今回の社長糾弾に対して批判的な意見を持つ人も多いようです。

昨年アタマの足達監督解任に対する抗議行動に対して、結果が出たことであそこで批判したやつは反省しろみたいな空気と似たような意見ではあるんですが、あの時足達監督の解任を批判したのがその「ロジック」に対する批判であったのと同じです。

つまり、選手、コーチ陣、サポーター、誰もが責任を感じている中で降格が決まった時点で、誰とも向き合うことなくマスコミに対して「フロントに責任はない」とやっちまった坂本社長を批判しているわけです。
どこに責任があったのか、という総括を行うことなく、早々とフロントには有りませんよ、とやっちまったそのロジックに対して怒っているわけですよ。批判している方々にはそこを分かっていただきたい。


さて、弊サイトでは今後、坂本社長だけではなく、そもそも一昨年の低迷を受けて速やかに足達監督を解任し、自らも身を引くべきだったのに、開幕後に解任するという不細工な事態を巻き起こしたのに、昇格という結果に胡坐をかき自らの総括を全く行わず、挙句の果てに自分が責任を取らなくてもいい仕組みを作ってしまった奥寺康彦会長と、役に立たない補強を繰り返した関口強化部長に対しても辞任を求めてまいります。